俳優トム・クルーズ(50)と女優ケイティ・ホームズ(33)の電撃破局からもうすぐ2か月。2人の正式な離婚が驚きの速さで20日に成立した。
アイスランドの地で、新作の撮影に一生懸命であった何ともおめでたいトム。ケイティは離婚に向けて水面下で準備を着々と進め、6月下旬にいきなり夫婦仲の破局を発表した。つられるようにしてトムも書類を準備し、2週間も経たないうちに2人は離婚を申請、弁護士を立てて様々な条件のすり合せが行われると離婚協議は驚きの速さで合意に達し、人々はそれにも驚いたものである。
そんな2人の正式な離婚が米国の20日、ニューヨーク市裁判所で成立した。スリちゃんという一人娘の奪い合いもせず、申請から2か月も経っていない超スピーディな展開には驚くばかり。ロサンゼルス郡裁判所などでは、“性格の不一致”という理由で離婚を申請してきたハリウッドカップル(もちろん一般人も)に対し、「本当に別れる方が得策で子供のためになるのか。またヨリを戻したくならないのか」と、その夫妻を半年間“filed for divorce”の状態において冷静なる再考を促すが、今回のトムとケイティの離婚申請にニューヨークの裁判所はこれを適用しなかった。
それもこれもスリちゃんに関する親権と養育権および面会権、そして財産分与その他の細かい条件について協議した際、トムとケイティの双方がスムーズな合意をみせ、裁判所のその結論に「問題なし」と判断したから。さらにそこに、「メディアの取材攻勢から逃れるためにも、早く問題を決着させ、平穏無事な生活を手に入れたい」という陳情が加わったためであろう。
ケイティは今後の生活に全く困らず、スリちゃんをカトリック系の名門スクールに通わせ、自身は女優の仕事に戻る。そしてトムは俳優業の傍ら思う存分サイエントロジーに傾倒する。これでめでたし、めでたしということなのであろう。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)