ジェニファー・ロペスが降板を決めた人気オーディション番組『アメリカン・アイドル』の新審査員に、マライア・キャリーが決定したことを先月下旬にお伝えした。そこにもう1人の人気歌姫の名も…!?

芸能情報サイト『TMZ．com』は、マライアの契約金が破格の1,800万ドル（約14億円）であったことを報じており、これは同番組がジェニファー・ロペスに最初に提示した金額よりはるかに上。また別の人気オーディション番組『Xファクター・USA』が、新審査員としてブリトニー・スピアーズを迎るにあたって投じたのは1,500万ドル（約12億円）。このような番組は今や、Aリストタレントの奪い合いである。

さて、この『アメリカン・アイドル/シーズン12』の審査員席に、人気歌姫がもう1人座るという可能性を報じるメディアが増えている。それは実力派女性ラッパーのニッキー・ミナージュ（27）。契約はまだだが、オファーがあることだけは本人も認めている。『アメリカン・アイドル』は今後のオーディション体制やプロセスに変化をつけてみたいと張り切っており、審査員の人数や関わり方が変わってくる可能性は十分だ。

ところで、こうしたオーディション番組において出場者が最も落ち込んでしまうのは、審査員に「どこにでもいる代わり映えのしないタイプ」と告げられてしまう瞬間だとか。類まれな歌声と肉感的なボディが自慢のマライアの隣に、豊かな音楽性と度胆を抜くファッションが自慢のニッキー・ミナージュが座るとなれば、そのおめがねに適うためにも出場者らは相当な努力を強いられそうである。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）