今は亡き元婚約者、ヒース・レジャーもきっと喜んでくれるであろう。女優ミシェル・ウィリアムズの結婚が、ついに現実のものとなってきたようだ。

日本で今年3月に公開された映画『マリリン 7日間の恋』により、ゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門で「主演女優賞」を受賞した女優ミシェル・ウィリアムズ（31）。男性誌『GQ』では、マリリン・モンローを彷彿とさせる彼女の美しい白い肌がそれは評判であったが、私生活では今年3月に、人気TVドラマ『ママと恋に落ちるまで How I met your mother 』シリーズの俳優ジェイソン・シーゲル（32）とのデートが確認され、7月の「コミコン」でプロポーズされたという噂が広まっていた。

そして今月2日、ハリウッドのシーゲルの自宅の庭で楽しそうに遊ぶマチルダ・ローズ・レジャーちゃん（6）の姿がキャッチされた。ミシェルはマチルダちゃんを連れ、すでにシーゲル家で一緒に暮らしているのであろう。この写真のシーゲルはメタボ化が心配された時期の姿だが、今の彼はこれよりかなり引き締まっている様子だ。

大ヒット作品『ブロークバック・マウンテン』で俳優ヒース・レジャーと熱愛し、婚約したミシェル。05年にマチルダ・ローズちゃんを出産したが、ヒースとはその後に破局。彼は08年1月に薬物過剰摂取により急逝した。その後、ミシェルは映画監督のスパイク・ジョーンズ氏と交際した時期もある。だが「女優であるよりまずは母親でありたい。娘の存在に心から感謝している」などと述べる彼女は、いくら恋をしてもその男性とマチルダちゃんの相性を見極めなければ前には進まない、そうした冷静さがあった。

そのマチルダちゃんが、シーゲルとママの結婚をかなりせっついている様子だ。この子は今、周囲の大人たちに「結婚式で私はフラワーガールになるの。マミー早く結婚しないかな。それに妹を産んで欲しいわ」と、つぶらな瞳で一生懸命に話しているというから何とも微笑ましい。年内の挙式も夢ではないようだ。

マチルダちゃんがシーゲルを大好きだと思う理由は、「たくさんジョークを言って、マミーをいつも笑わせてくれるから」だそうだ。ヒースが放っていた男臭い雰囲気をも湛えているこのシーゲル、ミシェルはようやく理想の相手に巡り合えたのであろう。ヒースもどうか嫉妬せず、彼女と娘の幸せを祈ってあげて欲しい。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）