歌手Usher(33)とその元妻タメカさんの間に誕生した幼い息子たちの親権を巡る裁判が続いていたが、ようやくUsherの言い分が認められる形で決着がついた。
人気R&B歌手Usherと元妻タメカさんとの間に誕生したアッシャー・レイモンド5世君(4)、そして弟ネイヴィード・エリー・レイモンド君(3)の親権を巡る裁判に、ようやく「Usherの勝利」という形で決着がついた。これにより今後子供達は父であるUsherの元で暮らしていくことになるが、母であるタメカさんから保護者としての権利が全て剥奪されたわけではなく、法的監護を巡る権利については今後元夫妻が共有することになる。
これまでにタメカさんは“Usherはあまり育児に関わらず、子供たちの目の前でドラッグまでやった”などと主張。一方Usherはタメカさんには責任能力が欠けているなどとした上で“タメカは暴力をふるい、僕の恋人にはツバまで吐きかけた”とその蛮行を暴露。まさに醜い争いが続いていたが、それにようやく終止符が打たれたことに安堵しているファンは多い。
Usherサイドの精神分析医に“中等度の精神疾患がある”とまで証言されたタメカさんは、この夏Usherの前に結婚していた男性との間にもうけた息子カイル・グローヴァー君(享年11歳)を事故で失ったばかり。それからわずか数週にしてUsherとの間に生まれた息子達の親権闘争にも負けてしまい、かなりのショックを受けているようだ。
「お金で買えるものは多いわ。でも最後に勝つのは善良さと真実よ。そう信じ続けなくては。」
そうツイートするタメカさんの胸に、一体どのような思いが去来していたであろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)