恋人ミッシェル・ラウンズさんとの婚約を発表するも、挙式を延期。その理由がラウンズさんの闘病にあることを明かしていたロージー・オドネル(50)が、心臓発作を起こしていたことが判明した。
人気コメディ女優でTVホストとしてもお馴染みのロージー・オドネルが、先週心臓発作を起こしていたことを自身のブログで明かした。
ロージーが体調不良を自覚したのは、8月14日のこと。胸部に痛みを感じた彼女は吐き気を催し、ただならぬ状態にあると自覚したようだ。すぐさまインターネットで心臓発作に伴う症状を検索したロージーは、そこに記されている多くの症状が自らに起こっていると確信。すぐさまバイエル社のアスピリンを服用し重篤な状態になることを免れている。
この薬の服用により“心臓発作の発症率が30%以上低下した”というデータが数年前に発表されている。優れた効能を宣伝するTVコマーシャルを思い出してのとっさの服用だったというロージーは、「今自分が生きているのは幸運なこと」「TVコマーシャルに命を救われたことを、神に感謝するわ」などとも綴っている。
この翌日ロージーは心電図検査を受けるべく心臓専門医のもとを訪れているが、やはり心臓発作を起こしていたとの診断を受けて緊急入院。ステントと呼ばれる医療機器を埋め込む手術を受けているが、今は自宅に戻り静養している。ロージーはこの心臓発作が命取りにならなかったのは「奇跡だわ」と記し、心臓発作の症状を知ることがどれほど重要かを強く訴えている。
ちなみに『The American Heart Association 』は、心臓発作が起こった際によく出る症状として以下のものを挙げている。
■ 数分間以上、心臓に圧迫されたような感覚や痛みがある。
■ 肩や首、腕に至るまで痛みが広がる。痛みは軽いものから重いものまでさまざま。押されたような感じのものもあれば、焼けるような感覚を伴うものまである。痛みを感じる場所は胸部、上腹部、首、顎、腕や肩の内部などが考えられる。
■ 胸に違和感があり頭がフラフラする。失神、発汗、吐き気、息切れといった症状も出る。
■ 不安感に襲われ、肌が冷たくなり汗ばむ。
■ 顔面蒼白になる。
■ 心拍が早く、不規則になる。
これら全ての症状が発作時に現れるわけではなく、現れても治まり、その後再発することもあるそうだ。大事なことは、これらの症状が起こり「何かがおかしい」と自覚したら、すぐさま医師の診断を受けることである。ロージーのこの体験談により、多くの読者が心臓発作に対する意識を高めてくださることを祈るばかりである。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)