イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】ロバート・パティンソン、タブロイド紙は「人を愚かにするだけ」とメッタ斬りに。

同棲までしていた恋人クリステン・スチュワート(22)が、主演映画の監督とまさかの不倫キス。その後連日メディア報道のターゲットになっている俳優ロバート・パティンソン(26)は、タブロイド紙の嘘や捏造記事、またそれに伴う行き過ぎた報道合戦に、いささか辟易しているようだ。

ニューヨークで行われた新作映画『Cosmopolis(原題)』の会見の席で、恋人の裏切りに揺れるロバート・パティンソンがタブロイド紙を猛烈に批判し話題を呼んでいる。

「メディアは、恐ろしいものさ。だって自分に勝ち目などないんだから。」

そう述べるロブは、「自分からはメディアを攻撃したりはできないのに、自分自身を擁護することもできないんだ」とそのフラストレーションを解説する。

「自分にできるベストなことって、パパラッチにパンチを喰らわせて大儲けさせてやることくらいだろ。」

そうも言うロブは、カッとなって暴力を振るったところで、逆に多額の賠償金を支払う羽目になること、また相手がメディアに登場して荒稼ぎするだけになることを強調したかったようだ。そんなロブは“私生活をネタにして稼ぐ気はない”と断言しており目立った発言や行動に出ることは皆無だが、連日連夜執拗に追いかけられることには心底ウンザリしているようだ。

「タブロイド産業は、この世界に酷いことをしているんだ。人を愚かにするんだからね。タブロイド紙を見るたびに、僕は後悔してしまう。そのような物を読んだところで、得られるものはゼロなんだから。みんなだって同じはずだよ。」

これまでにもクリステン・スチュワートとの「結婚報道」が出るなどし、家族からは確認の電話まであったと明かしていたロブなのだ。だが「結婚」「婚約」といった明るいネタが多かったこれまでとはもう違う。ロブに関する報道のほとんどがクリステンの浮気絡みのものとなり、何も知らないはずのタブロイド紙がまだ実現していない2人の復活愛まで記事にしている始末である。

映画のプロモーションが目的のはずのTV番出演や記者会見も、すべてはクリステンの浮気報道に結びついてしまう現状に、ロブは苛立ちを隠しきれない。メディアの関心の高さは人気のバロメーターというが、今のロブは誰にも追われない穏やかな生活が何よりも欲しいようだ。人気が高く新作映画も多数決まっているロブにとって、肩の力を抜ける日はいつ訪れることだろう。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)