大ヒット映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985年)に主演し、一躍世界的大スターの仲間入りを果たした人気俳優マイケル・J・フォックスも、すでに51歳。パーキンソン病の症状が出始めた1990年から現在に至るまで病気との闘いを続けており、ここ数年のマイケルは声優活動とTVドラマへのゲスト出演をこなすにとどまっていた。だがこのたび2013年に放映予定の新シットコムに出演する方向で話が進んでいるといい、完全復帰を待ち望んできた世界中のファンから期待の声が多くあがっている。
1985年に公開された映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は世界中の映画ファンを魅了し、今なお多くの人々に愛されるまさに名作中の名作である。同映画シリーズに主演し、世界的に大ブレイクしたのがマイケル・J・フォックスであるが、1990年から症状が出始めたパーキンソン病の悪化に伴い表舞台からは退き、現在ではTVドラマのゲスト出演や映画『スチュアート・リトル』シリーズの声優業などに芸能活動をとどめている。
そんなマイケルが、2013年に放映がスタートするというソニー・ピクチャーズ・テレビジョン発の新シットコムに出演する方向で話が進んでいるという。新たに摂取し始めた薬の効果でパーキンソン病特有の症状がある程度抑えられているというマイケルは、5月には『ABC News』に登場し、今後の俳優業に意欲を表したばかりであった。
マイケル本人からはまだ正式コメントが出ていないが、もしこの話が実現すれば世界中のファンはもちろんのこと、パーキンソン病と闘う多くの人々もおおいに喜び励まされることだろう。パーキンソン病の研究を助成する基金団体の立ち上げなど多くの活動に携わるマイケルだが、この調子であればファン待望の銀幕復帰も夢ではないのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)