このところずいぶんと女優業が順調なリンジー・ローハン（26）に、「この調子で頑張って！」と期待するファンは実に多い。だがこれまでがこれまでだけに、ファンもメディアもその動向には冷や冷やしっぱなしである。そんな中、8月19日には小さなパーティに出席したリンジーなのだが、なんとそこでジュエリーの盗難事件が発生。この一報を受けメディアが真っ先に思い出したのは、昨年リンジーが起こしてしまった窃盗事件であった。

どういうわけか、ここ数年のリンジー・ローハンには窃盗の疑いがアチコチでかけられてきた。2008年には、あるパーティで預けられていた他人の高級毛皮コートを着て姿を消したと言われ、また撮影の仕事用に貸し出された5000万円の高級ジュエリーを詐取したとも言われてしまった。その翌年、2009年には、2億円のジュエリーを詐取した疑いがかけられ、2010年には友人の高級時計を盗ったという話も…。そして昨年1月にはベニスビーチのジュエリー・ショップ「Kamofie＆Company」から約20万円のネックレスを盗んだと訴えられてしまったリンジーは、その結果長く厳しい地域奉仕活動やカウンセリングの義務を負った。だが、リンジーはそれら全てをこなして改心したハズなのだ。

そして今や女優業も再開し順調な毎日を送るリンジーは、8月19日の晩にある家へと向かっている。ここで数名の親しい友人達が集まってこじんまりとしたパーティが開催されリンジーも楽しいひと時を過ごしたのだが、翌朝になり家の所有者が「ジュエリーが無くなっている！」と主張したから、さあ大変。早速警察が呼ばれ、リンジーを含むパーティ出席者全員が警察の質問に答えることになってしまった。

だがこの時リンジーは警察に対し非常に協力的であったという。今回の事件については今なお調査中といい犯人は捕まっていないが、芸能サイト『Gossip Cop』の調べによると、今回の件ではリンジーが容疑者として捜査対象になっているわけではないということ。とりあえずは一安心である。

だが最も安堵したのは、やはりリンジー本人だろう。過去が過去だけに、窃盗とくればリンジーが疑いの目で見られるのは仕方ないのかもしれない。だが今後の生き方次第で人々がリンジーを見る目も変わってくるはずだ。とは言え、犯人が誰なのかはまだ判明していない。まさかの悲しい結末が待っていないことを祈るばかりである。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）