イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】ジョニデもレオ様も仰天!? 映画『ギルバート・グレイプ』で超肥満母を演じた女優がダイエットに見事成功。

1993年のヒット映画『ギルバート・グレイプ』を観たことがあるというジョニー・デップのファンは多いはず。ジョニーとその弟を演じたレオナルド・ディカプリオの演技が素晴らしく、観るものの心を捉えるストーリーラインも実に見事であるとして、本作は高い評価を受けた。その中でジョニーたちの“大きな悩みの種”となる超肥満母を演じた女優ダーレーン・ケイツが、なんとダイエットに見事成功していたことが判明した。

日本でも大きな話題を呼んだジョニデ主演の青春映画『ギルバート・グレイプ』を「観た観た!」という方も多いはずだ。田舎町で暮らす青年ギルバート(ジョニデ)と知的障がいを抱える弟アーニー(レオナルド・ディカプリオ)、その姉妹らと超肥満母がストーリーの核となる本作だが、その素晴らしい俳優陣の中でも「特殊メイクか?」と思うほどの超肥満ぶりを披露した母“ボニー・グレイプ”役のダーレーン・ケイツには、非常に注目が集まった。

あれから約20年。ダーレーンはすでに64歳になっているが、ダイエットに成功し映画撮影当時より250ポンド(約113キロ)も軽くなったのだという。『The Dallas Morning News』紙のインタビューに応じたダーレーンは、減量に踏み切った理由は体調不良であったこと、かつての体重はなんと575ポンド(約261キロ)だったこと、あと100ポンド(約45キロ)は痩せたいことなど、まさにスケールの大きいダイエット計画を明かした。また減量に成功した今は女優業の再開にも意欲的といい、次のようにその胸中を明かしている。

「私、ママの役ならうまく演じることができるわよ。」

また『ギルバート・グレイプ』の撮影終了時、ダーレーンは当時まだティーンだったレオナルド・ディカプリオから手紙をもらったのだと告白している。その手紙には、以下のように書かれていたそうだ。

「僕は自分の言葉を文字で表現することがうまくはありません。でもあなたは僕が出会ったなかで、最もスペシャルな人です。これからも、最高のママさん女優としてあなたのことを思い出すでしょう。あなたはこの役を見事に演じきりました。」

ちなみに“ボニー・グレイプ役をスンナリ演じることができた”というダーレーンは映画公開後にファンレターをたくさん受け取ったといい、「神が人々を感動させ勇気を与えるべく、私をお使いになったのだと悟ったの」とも語る。

現在は理学療法を受け糖尿病も克服しているというダーレーン。自分の足で歩き、秋には旅行に出かけたいと語るポジティブな彼女は、来年結婚50周年を迎えるという。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)