このところ女優業に真面目に専念し、以前のワイルドな態度はどこかヘ行ってしまったかのようであったリンジー・ローハン(26)。だがストレスがたまっていたのか、遊び慣れたクラブに姿を現して久しぶりに「やらかして」しまった。あるハリウッドセレブのパーティーを台無しにしてしまったのだ…。
芸能誌『Us Weekly』によるとリンジーは7日夜、“古巣”のウエストハリウッドのナイトクラブ『Bootsy Bellows』にやって来た。しかしそこで「スポットライトを浴びるのは私よ」と思っていたらどっこい、同じ場所である2世セレブのバースデーパーティーが開かれていたのだ。
その人物とはハリウッドの重鎮、クリント・イーストウッド監督(82)と前妻の女優フランシス・フィッシャー(60)との間の一人娘で、最近はリアリティTVにも出演している女優のフランチェスカ・イーストウッド(19=写真円内)。彼女は12人ほどの親しい友人達とバースデーパーティを開いていたのだというが、そこに突然リンジーがからんで来た。
「リンジーはフランチェスカに『帰れ』と叫んでいました。」と目撃者は語る。リンジーはまた、「『私はスターよ! 彼女は何者でもないじゃない。彼女をここから追い出してよ! 』とも叫んでいましたね。」とのことだ。なんとも仰天、失礼かつ横柄な態度である。
そこにある男性がやってきて、その場をなだめようとしたが、それでも口撃をやめないリンジー。結局セキュリティによりその場を去るように言われたのはリンジーの方であった。「リンジーはまるで80年代のバッドな映画スターのような振る舞いでした。明らかに誰かの助けが必要な感じでしたから、見ているのも辛かったくらいです。」とは目撃者の弁。
そしてその場を去ることになったリンジーとその一行だが、去って行くときにまた一騒動を起こしてしまったそう。「リンジーの友人が車を運転していたんですが、スピードを出しすぎて、クラブの駐車係の男性達をあやうく轢きそうになってしまったんです。」
この夏は映画の撮影にほとんどを費やしたリンジー。6月にはエリザベス・テイラーの自伝TV映画『Liz & Dick(原題)』の現場で、ワンカットを撮影するたびにタバコをチェーンスモーキングしていたそうで、かなりストレスがたまっていたのかもしれない。
ただ楽しくパーティを開いていたフランチェスカにとっては、今回のリンジーの「かんしゃく」は実に迷惑な話であろう。当人のフランチェスカは、「何がリンジーの気にさわったのかは全く分からないけれど、アメージングなバースデーパーティーだったから別に気にしていない。」とさわやかに語っていたそうだ。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)