長年、仲の悪いことで知られるエルトン・ジョン(65)とマドンナ(53)。今年はじめのゴールデン・グローブ賞授賞式でもマドンナを大っぴらに批判していた大御所のエルトンだが、また公の場で彼女を叩いた。TV番組で「彼女のキャリアはもう終わってる!」などとコメントしたのだ。
現在行われている『MDNA』ワールドツアーでは、お尻や乳首を出したり、53歳という年齢にそぐわない大はしゃぎぶりを見せているマドンナ。しかし先月末、フランス、パリの「オリンピア劇場」で行った追加公演では思想や政治がらみの説法を長々と繰り広げ、観客から大ブーイングを喰らってしまった。そしてこのほどは長年の宿敵エルトンが、彼女に対して吠えた。
オーストラリアのTV番組『Sunday Night』に出演したエルトンだが、インタビュアーがマドンナの名前を口にしただけで、「彼女は悪夢みたいなものだね。」とバッサリ。「何故悪夢なの?」と尋ねられると、「彼女のキャリアはもう終わってるんだ。ツアーは大失敗だったけど、当然の報いだ。」などと語った。
彼はまた、「もしマドンナに常識があるならば『Ray of Light』みたいなポップスを作って、ポップ歌手であることにとどまればいいんだ。それだけは上手なんだからね。だけどダンスを披露しようなどとは思わないほうがいいんだ。」とマドンナのダンスを批判。さらに服装のセンスについて「広場にいる安いストリッパーみたいに見える。」と語った。
さらにエルトンは、同性パートナーである映画プロデューサーのデヴィッド・ファーニッシュさん(49)と迎えた養子、ザカリー君のゴッドマザーでもあるレディー・ガガ(26)に、マドンナがコンスタントに喧嘩を売っていることも気に入らないらしい。「マドンナはガガにとても辛く当たっているね。」とご立腹であった。
ちなみにエルトンは、ガガのことを尋ねられると「彼女はグレートだね。世界中のどこにいても息子にテキストメッセージを送ってくれる。彼女がこちらに来た時は、ザカリーをお風呂に入れたり歌を歌ってくれたりするし、素晴らしいゴッドマザーだよ。」と手放しで褒めちぎった。そして他にも気に入っている若手シンガーとして、ケイティ・ペリーとリアーナを挙げている。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)