人気ドラマシリーズ『デスパレートな妻たち』に“不気味なお姑さん”として登場していた、女優ルペ・オンティベロスが肝臓がんのために69歳で亡くなった。
主にTVドラマの世界で活躍してきたベテラン女優のルペ・オンティベロス。彼女が26日、肝臓がんのため夫と3人の息子に看取られながら息を引き取った。『デスパレートな妻たち』でオンティベロスと共演し、大変お世話になったという女優エヴァ・ロンゴリアは27日、Twitterを利用して哀悼の意をこのように示している。
“とても親しくして頂いたルペ・オンティベロスさんが亡くなったと知り、深い悲しみに包まれています。彼女は私にとって共演者というより家族のような存在でした。オンティベロス家の皆さんに心からお悔やみを申し上げます。”
『デスパレートな妻たち』では、シーズン1の第17話にて長い昏睡状態の後に死亡する“ホワニータ”を演じていたオンティベロス。エヴァが演じる“ガブリエル”の姑役で、超リッチな息子“カルロス”との結婚に成功したその嫁を度々監視しており、彼女と庭師の浮気をあやしむ不気味な存在であった。
またオンティベロスは、ジェニファー・ロペスが女優としても開花した作品と言われている1997年の映画『セレナ(Selena)』において、ジェニファー演じる23歳の超人気テハーノ歌手、セレナを銃殺する女ヨランダを演じている。ジェニファーも訃報を知り、“悲しくてとても寂しいです。彼女は素晴らしい女優でした。『セレナ』でご一緒したあの経験は私の一生の宝物となっています”とコメントした。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)