イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】思わずププッ! ジャスティン・ビーバーが「ウィリアム王子って髪の毛どうにかすりゃあイイのに」。

アナタの親しい男性が、もしも若くして髪の毛があやしくなってきたら何を思う? 「カツラだとバレてもいいから髪を」、「陰できっと笑われるからカツラという選択はやめて」、それとも…?

何でもすぐに口にしてしまうのは若者の特権。彼らだから許される。イギリスの若者向け文化情報誌『Rollacoaster』最新号の表紙をツンツンヘアで飾り、特集インタビューに応じたジャスティン・ビーバーは、そのクールな髪型の話になった際、ふと思いついた言葉を口にした。

「イギリスのウィリアム王子って、なんで髪の毛の問題を放置しているんだろ。今はイイ薬もあるのにね。」

純粋な親切心からそう言ったジャスティン。彼の髪はフサフサでまったく問題ナシ。まだ30歳だというウィリアム王子の“若ハゲ”を妙に心配したジャスティンは、もしも王子が知らないようなら是非教えてあげたいとばかり、こうアドバイスした。

「僕の国カナダではね、お医者さんに行くと育毛に効く飲み薬を出してくれるんだよ。プロペシアっていうんだ。それを飲むだろう? すると髪の毛が生えてくるよ。そういうの、この国では手に入らないの?」

うーん、何とイノセントで、しかし何とダイレクトな! インタビュアーも苦笑するしかなかったようだ。ジャスティンにもしも「ここまで王子の“若ハゲ”が有名になった後では、王子がカツラでも薬でも何かを試せば却って世間の失笑を買うこと、そして国民の血税でそのような高価なクスリを買うことへの遠慮だってある。だから敢えてそれをやれずにいるんだ」などと説明しようものなら、きっとジャスティンは、「そんなの遠慮することないじゃん! あんなにカッコイイんだし、まだ若いんだし、ルックスもクールに決めなきゃもったいないよ!」と反論したに違いない。

ジャスティンが、他人には「それを言っちゃあ、オシマイよ」というタブーなテーマがあるということに気付くまで、もう少し時間がかかるのかも知れない。だがあと5年もすれば、彼はイヤでも冷めた表情を見せるようになり、奥歯にモノのはさまったような言い方をする時もあるはずだ。若者らしく、無邪気に思ったままを口にする今のジャスティンをこうして楽しめること自体が、とても貴重なことのようにふと思えてきた。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)