イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】ジャクソン家、親族間のゴタゴタ。ジャネットとパリスちゃんは一触即発の関係に。

(ジャネットがさじを投げたら誰がパリスちゃんを…。)

09年7月に行われた故マイケル・ジャクソンの「追悼式」で、泣きじゃくるパリスちゃんをしっかりと抱きしめたのは叔母のジャネット・ジャクソン。彼女がその遺児3人を大切に、そしてシッカリと育ててくれるであろうと誰もが確信したのだが…。

“キング・オブ・ポップ”ことマイケル・ジャクソンの死から早くも3年が過ぎたが、彼の遺産をめぐり、生存している8人の兄弟姉妹のうち5人(リビー、ティト、ジャーメイン、ランディ、ジャネット)が不満をあらわにしている。そして数日前には、マイケルの遺児を育てているはずのキャサリンさんが謎の失踪。これを機に、ジャクソン家内部のさまざまなモメごとが一気に露呈した感じだ。

そのような中、パリスちゃんと叔母のジャネット・ジャクソンが一触即発の暴力的な関係にあることを示す、非常にプライベートな映像を芸能情報サイト『TMZ.com』が入手して公開し、物議を醸している。カリフォルニア州カラバサスに建つマイケルの母キャサリンさん所有の豪邸に続く道、およびその敷地内で23日に彼らから少し離れた所から撮影されたもので、「金切り声をあげてパリスちゃんをひっぱたくジャネット・ジャクソン」などと驚くようなタイトルで報じているメディアもあるが、冷静に見れば思春期の反抗的な子供とそれをたしなめる大人の風景。具体的にはこのような感じだったのではないだろうか。

パリスちゃんが夢中になってテキストを打っている様子に、“ツイッターはいい加減にしなさいよ。やめなさい!”とジャネットがたしなめ、パリスちゃんのスマートフォンに手を伸ばす。事実パリスちゃんのツイッター中毒は有名で、ジャクソン家の大人が慌てるような内容を暴露し、もはや歯止めが利かなくなっている。パリスちゃんは“いやよ、アタシの勝手でしょ!”と抵抗。ジャネットがさらに強く出たところでランディが止めに入り、パリスちゃんはブンブン怒って立ち去る。

しかし、なぜランディはパリスちゃんの行動の逐一を撮影しているのであろう。ゴシップ・サイトにネタとして売るためか、それとも何やらの法廷闘争を後に想定しているということか。キャサリンさんの失踪についても、元気でいると言われながらも、穏健派のマイケルの兄マーロンはメディアのマイクに「母の声を聞くことすらできない」と涙顔で訴えている。3人の孫の世話はもうお手上げと“ぷっつん”したのか。それともやはり誘拐・軟禁に近いものがあるのか、キャサリンさんがメディアに顔を出さない限り憶測は飛躍を見せる一方だ。

また、マイケルの血を引いていないと言われて来た長男プリンス君、長女パリスちゃんを、そうした目で見ることなく可愛がってきた叔母のジャネット。彼女とパリスちゃんがうまく行かなくなったというのは、さらなる問題発生の引き金にもなりかねない。女優デビューを切望するパリスちゃんに「まだ早い」と諭してジャネットは嫌われたという説も出ているが、“木を見て森を見ない”のは思春期の子供ならではといった感じもある。いつか2人の間の緊張が解けるものと信じたいが、マイケルの遺産を巡る争いがさらに深刻さを増したら、それも難しくなってしまうであろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)