ご存じの方もいらっしゃると思うが、女優アンジェリーナ・ジョリーが新作でツノの生えた怖い魔女の役に挑戦している。そんな彼女を女優ジェニファー・アニストンは笑って見ていたと言われているが…。
2014年3月の公開が予定されている『Maleficent(原題)』。あのアニメの名作『眠れる森の美女(原題:Sleeping Beauty)』の実写版である。主人公のオーロラ姫はダコタ・ファニングの妹エル・ファニングが演じ、アンジーは黒マントがそれは恐ろしい魔女マレフィセントの役で登場。後頭部にツノを生やし、瞳の色も変え顔色は蒼白。背筋が寒くなるような冷血な表情を見せるアンジーは、「ハマリ役と言われても結構よ」とかなりその気になって熱演している様子だ。
そんなアンジーの姿がメディアにより公開されると、「なんて滑稽な格好! なんて似合っているの!」と爆笑してウケまくっていたのが、アンジーを目の敵にしている女優のジェニファー・アニストン。だが彼女はアンジーのことを笑っている場合ではなかった。
そのすぐ後で、ジェンが主役を演じるコメディ映画『We’re the Millers(原題)』の撮影がノースカロライナ州で始まった。この写真はその撮影風景だが、キュートなブロンド娘(エマ・ロバーツ=21)の後ろを歩くジェンのリッパな太ももに、彼女がラブコメのヒロイン役をもらうのもそろそろ終わりに近づいているのかなという印象も。地味なシャツとパンツの足元は、お得意のウェッジソールではなく白のスニーカー。後ろの安っぽいトタン張りの塀、開いたゴミ箱が妙に哀しい。
ジェンのこの眉と口元に、“こんな田舎娘っぽい娘の格好をさせられるなんて、アタシ聞いていなかったわよ”という本心が見て取れるような気がするのは記者だけであろうか。アンジェリーナ・ジョリー、アナタはジェンが欲しがっているすべてのものに恵まれ、心には余裕もある。笑われた分笑い返してやる、などと意地悪なことはどうか言わないように…。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)