ここ1年、なぜかセレブ・カップルが続々と破局を迎えている。次はどこ? まさかウチ? などと、実は誰もが戦々恐々としていると言われるハリウッドで、新たな危機説が浮上しているのは…!?
少し古くはマドンナから、最近ではアシュトン&デミ、ラッセル・ブランド&ケイティ・ペリー、ジョニデ&ヴァネッサ・パラディ、トム&ケイティまで、彼らは別れる前に必ず黄色信号を発している。そしてゴシップニュースがそれを報じると、すかさず代理人が「バカげた噂です」と否定し、しかし忘れた頃に「これからは良い友人として…」と電撃的に別離を発表するのだ。
そして今、改めて“危ない”と噂されているのがラテン系俳優アントニオ・バンデラス(51)と、コメディ女優メラニー・グリフィス(54)の結婚16年の夫婦である。このカップルは妻の夫に対する愛情がデスパレートなほど強く、ちょっとでも絆や信頼感が揺らぐと妻が深酒に走ることで有名。妻の繰り返されるリハビリ施設入りには、毎回夫婦仲もこれまでかと報じられてしまった。
そのため、人々は「よくここまでガマンしているものだ」とバンデラスの寛大な性格に感心して来たわけだが、やはりバンデラスの遊びが発覚した。グリフィスが自宅で留守番だというのに、彼はメキシコのカンクンのナイトクラブで美女を相手にハグだキスだと大ハッスル。それが激写されて大きく報じられてしまったのだ。
だがこの手の話は今に始まったことではないとのこと。お酒で夫に迷惑をかけて来た分、グリフィスはバンデラスの遊びにある程度見て見ぬフリを続けていたというのだ。夫妻に親しい人物は、有名ハリウッド・ゴシップブロガーのペレス・ヒルトンにこのように語っている。
「アントニオがまた美女と遊んでいると知って、メラニーはもう精神錯乱状態です。実はアントニオこそが今のメラニーの苦悩の種なんですよ。アントニオは俳優として活躍しているけれど、彼女のキャリアはパッとしない。しかも彼が夫である以上、絶えずその女性関係にイライラしなければならない。何年もこのような状態が続き、彼女の忍耐力も限界なんです。」
だが芸能情報サイト『Radar Online』によれば、バンデラスは結婚指輪を外してカンカンに怒っている妻に対し、必死に赦しを請うているとのこと。彼は美女と戯れる傍らメラニーを心から愛しており、また夫妻の間に生まれた一人娘ステラ・デル・カルメンちゃん(15)にメロメロなのだ。「この妻子がいなければ僕は生きていけない。それくらい家庭は大事だ」と彼は言う。
オトコの生理も家庭も両立させたいというバンデラスの考えがまかり通るものか、しばらく夫妻の動向に注目してみたい。とは言え、“このカップルが危ない”とお伝えすることは今では【イタすぎるセレブ達】の得意分野のひとつ。彼らの実に90%がその後本当に別れてしまうため、バンデラス夫妻も本当に危ないのだろうというのが正直なところである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)