『21』で爆発的なブレークを果たした歌姫アデル。彼女は南ロンドンのウェスト・ノーウッドで生まれ、3歳の時に両親が離婚し、父親の愛情を知らずに育った。だが今…。
歌姫アデル(24)が「抱っこしてもらった記憶すらない」と語っていた父が今、涙ながらに「許されるのであれば、娘のアデルともう一度会いたい」と申し出ているという。英紙『サンデーミラー』によれば、娘のアデルがボーイフレンドであるサイモン・コネッキ氏の子を妊娠し、もうすぐ孫が生まれると知ったマーク・エヴァンスさん(50)は、これを機にアデルに再び父として認めてもらいたいと必死だ。
アデルはマークさん方の祖母であるローズさん、そして離婚後のマークさんと長年交際しているガールフレンド、ラントウィット・メイジャーさんが産んだ異母弟のキャメロン君(15)とは、今でも連絡を取り合っている。しかしアデルは最近、アルコールに依存して3歳の時に家を飛び出した父について、「その顔にツバを吐きかけてやりたい」などと語っており、再会はそうすんなり行くようには思えない。
案の定、マークさんがアデルの妊娠を知ったのもローズさんからの電話であったとのこと。彼は同紙に「娘が妊娠だなんて本当に感激したよ。でも彼女は母に、自分の口から僕に伝えることはイヤだと言ったらしく、これにはひどく落ち込んでしまった」と話している。
「可愛いアデルの写真を眺めながら、もっと娘を抱っこして、君がいてくれてパパは幸せだよともっと言ってあげるべきだったと、つくづく後悔しているんだ。」
「娘や今度生まれる孫のために、僕にも出来ることが何かあるだろうと思うと、どうしても親子の縁を取り戻したい。孫を抱っこすることが許されない人生なんて、とても耐えられないよ。」
アルコール依存症も克服し、アデルに対する深い愛情や過去への後悔を懸命に語ったマークさん。「娘とサイモンだけはいつまでも仲良く幸せであって欲しい」とも語る。アデルはこんなマークさんを父として再び受け入れてあげるであろうか。アンジェリーナ・ジョリーとジョン・ヴォイトの関係をふと思い出してしまった記者である。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)