どの家庭にも「子育ての方針」というものがそれなりにある。“ブランジェリーナ”ファミリーのそれに、最近「リアーナの歌は禁止」という項目が新しく入ったらしい。
“Fワード”を連発させ、ダーティで攻撃的な歌詞を次から次へと並べるラッパーの曲を、「こんなモノを聴いてはダメ」と教育するのであればまだ分かる。だが、アンジェリーナ・ジョリー(37)は、ヒットチャートの上位に必ずランクインするリアーナの曲を禁じているというではないか。聴かせないこと自体が、結構難しいのではないかという気もする。
ここの子供たちの中では、特にパックス君(8)とザハラちゃん(7)がR&Bが好きで、そのヒットチャートをよく聴いているそうだ。しかしある時パックス君が、“あなたと今すぐセックスしたい”なる言葉が出てくる曲を鼻歌まじりに歌い、それがリアーナの“Birthday Cake”であると気付いたアンジーは激怒。「リアーナは禁止!」となったそうだ。
リアーナのヴォーカルはつややかで伸びがよく、素晴らしい曲が本当に多いのだが、私生活の荒廃に比例するかのようにステージのコスチュームは過激さを増し、「肉欲」を前面に出す曲が増えている。アンジーに限らず、最近のリアーナの様子に眉をひそめる母親たちは多いはずだ。
早熟で悪い遊びもいっぱい覚えていたアンジーが、今さら何をエラそうに…!? だがアンジーは自分の少女時代を思い出し、あまりにも早熟で向こう見ず、愚かだったと反省しているとのこと。彼女の「わが子“だけ”でも純粋無垢に育てたい」という気持ちは、とても真剣だそうだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)