イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】マイリー・サイラスにまた大きなタトゥー、今度は「元大統領の名言」。

「マイリー・サイラスの体にタトゥーがまた1つ。計14か所か」といった記事をつい最近も書いたのだが、またしても新たなタトゥーが確認された。今回のはちょっとスゴイ。米国の元大統領の名言を彫ってもらったようだ。

ウェストハリウッドで10日、お決まりのピラティスのクラスを終えてジムを出て来たマイリー・サイラス(19)の左腕に、また新たなタトゥーが確認された。ひじの内側から手首の近くまでの広範囲に、何やら細かい筆記体の文字が3行にわたり彫られている。

“So that his place shall never be with those cold and timid souls who knew neither victory nor defeat.”

これは米国の第26代大統領であったセオドア・ルーズベルト氏が、大統領の座を退いて間もなくパリのソルボンヌ大学で1910年に行った演説で語られた言葉で、“失敗を恐れるな”と言って人々を励まし続けた同氏ならではの名言である。もう少し前の部分から含めて和訳すると、このようになる。

「名誉というのは、現に決戦の場で泥と血にまみれ、死にもの狂いで戦った勇敢な人間のためにある。幾度やっても間違い、成功しないこともある。だが達成しようという努力はそこから始まるのだ。情熱と献身の意味を知り、有意義な目標に向かってまい進する人は、勝利の瞬間には達成感を味わう。もちろん最善を尽くしても失敗に終わることはある。だがそのような人を、勝利も敗北も知らない、冷たくて臆病な魂しか持たない人と少なくとも一緒にしてはならない。」

マイリーの祖父母ですらまだ生まれていない、そのような頃の名言を彫ってもらうよう思い至るとは、マイリーもたいしたものである。今後、このような素晴らしい言葉を聞きかじるたびに、マイリーがタトゥーでアピールしてくれれば…? 米国のティーンの意識は大分底上げされそうだ。文字通り“我が身を削る思い”であろうが、マイリーのポリティカルな一面を見た気がする。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)