R＆BシンガーのUsherの11歳のステップサンが、ジョージア州の湖でジェットスキーに頭から突っ込まれるという悲惨な事故に遭い深刻な状況に陥っていたが、容体はさらに悪化した。

人気R＆BシンガーのUsher（33）と11歳年上の元妻タメカ・フォスターさんは、なした2人の息子の親権をめぐり泥沼離婚裁判を繰り広げている。そのような中で先週末の6日、タメカさんの実子でUsherにとってはステップサンの関係にあたる11歳のカイル・グローヴァー君が、ジョージア州のレーニア湖で水遊びの最中、ジェットスキーヤーに頭から突っ込まれて意識不明の重体に陥っていた。

この写真は2008年のもので、当時まだ夫婦であったUsherとタメカさんは、ニコロデオンによる『キッズ・チョイス・アワード』のレッドカーペットにステップサンらを連れ、それは賑やかに並んでみせた。赤い丸で囲んだ少年がカイル君である。この度の悲惨な事故で、現場から50kmほど離れたアトランタの大病院で治療を受けたカイル君だが、残念ながら「脳死」と診断されてしまったことを芸能情報サイト『TMZ.com』が報じている。

Usherは現地に飛ぶ緊急のフライトをアレンジするなどタメカさんには懸命に力を貸していたが、すでに彼も現地に到着しカイル君のそばに寄り添っている。そのような中、Usherに親しい人物を通じ、芸能情報サイト『HollywoodLife.com』が病室での彼の様子を伝えている。

それによると、Usherは強いショックで憔悴しきっており、「あまりにもむごたらしい惨事に気がおかしくなってしまいそうだ」と話し、悲しみと恐怖で体が震えているとのこと。また彼の感情が激高したり落ち込んだりする様子を、ジェットコースターのようだと例えている。おそらく延命治療を希望するかなど話し合いが行われているものと思われるが、タメカさんもUsherも今だけは手を携え、この苦しい時期を頑張って乗り越えて頂きたいと思う。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）