年齢よりはるかに若く見える俳優のジョニー・デップ。だが彼は先月9日、40代最後の年と言える「49歳」の誕生日を迎えていた。彼もそれなりに“オヤジ”なのであろうか。
50代に近づくにつれ、女性セレブの間ではシワやシミ取りといったエイジング対策と、若くてキュートな男の子の話ばかりに花が咲くようになる。では男性セレブの間では? 50代といわず、早ければ40代の声が聞こえて来るあたりで、誰もが “髪”の悩みにぶつかるのではないだろうか。
サッカー選手やコンサートの指揮者にやや多く、ハリウッドの中高年にも人気があるこの髪型。ジョニー・デップばかりか、同年代のセレブではブラッド・ピット(48)、ラッセル・クロウ(48)、キアヌ・リーブス(47)などが、すでにこの髪型で定着したという感がある。
オーランド・ブルームやブラッドレイ・クーパーは、30代とあってまだ安心感が漂っているように思うが、クロウについては「そろそろ切ってサッパリしてみたら?」と声をかけてみたい気もする。なぜならこの髪型、どう見ても頭皮の清潔な人オンリーにして頂きたい。レッドカーペットや記者会見では、強めのライトに照らされて脂汗が異様に輝きを放つだけなのだ。
上に挙げたうち、そうした意味で称えられるのはブラピただひとり(彼ですらカツラという疑惑も)。このジョニーの毛髪に、「触れてみたいアナタのその髪」などと思う女性はどれほどいるであろう。おっと、ここでクロウが怒り出しそうだ。「ミッキー・ロークだって、いまだにコレで頑張っているじゃねぇか」と嫌味な笑みを口元に湛えて…。
いや、最後の悪あがき(?)を見せている59歳のロークを例に挙げて、“ドングリの背比べ”で競ってもらっては困る。アブラ性の頭皮の人にそれを放置されるのは、周囲としてはたまったものではない。「オヤジ臭」があれこれと言われてしまうこの時代にあっては、いかなるマイナス素因も排除した方が吉。天下のジョニデにも、長い髪を目の横で揺らして色気を振りまく、これで通用しなくなる時がいずれは来るはずである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)