FOXの大人気番組『アメリカン・アイドル』で審査員を務めてきたジェニファー・ロペスのまさかの降板に、多くのメディアとファンが「え!?」と驚いたことは言うまでもない。高額なギャラを支払われており視聴率も申し分なし。ジェニファーの人気上昇にもつながったと言われていた番組を降板した本当の理由は「金」という説も大々的に報じらているが、「それは違う」とする新たな証言も飛び出している。
ジェニファー・ロペスが『アメリカン・アイドル』の審査員を辞めるという報道は、多くのメディアを驚かせた。超人気番組であるだけに、肩を並べる審査員たちは大物揃い。ギャラも良い上、この番組への出演が彼女のイメージアップに貢献し人気をより高めていたことは事実なのだ。それを惜しげもなく自ら辞任したワケはギャラ交渉に失敗したからに他ならないとするメディアも登場し、「2ミリオンドルの昇給を求めて断られたのが辞任の理由」とする証言まで飛び出す始末であった。かねてより“ジェニロペがケチである”とのメディア報道が多かったため、いっそう真実味を帯びた今回の「ギャラ交渉決裂」の噂だが、それは「事実ではない」と完全否定する情報筋が米誌『People』の取材に応じている。
この情報筋の証言によると、FOXはジェニファーに前回のギャラに匹敵する額を提示し番組に残ることを要請。これに対しジェニファー側がギャラアップを目的とする交渉を求めた事実はないという。ちなみにジェニファーが初めて同番組に登場したシーズンではギャラは15ミリオンドル。彼女の活躍と番組への貢献が認められ翌シーズンで支払われたギャラは「20ミリオンドル+ボーナス」という額にまで膨れ上がっていたというから、FOXの提示額をジェニファーが不満に思ったという見方は信憑性に欠けるかもしれない。
ではジェニファーが審査員を辞任した本当の理由は何なのか? 同情報筋によると、それはジェニファーが「家族や映画の仕事、それにファッションビジネスを含むクリエイティブな事業に集中したいから」だという。つい先日にはTV番組で「もう一度結婚する可能性はある」と明言しただけに、年下恋人キャスパー・スマートとの関係をより深めたいという思惑がある可能性も高いだろう。7月24日はジェニファーの43回目の誕生日。この特別な日を25歳のキャスパーと祝うであろうジェニファーは、「これで彼との時間をもっと大事にできる」と改めて安堵するのであろうか。幼さの残るその顔を見て「アメアイでもっと稼いでおくべきだったかしら」と後悔するのではないかといささか心配である。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)