7月3日に、おそらく人生で最悪な誕生日を迎えたのはトム・クルーズ(50)である。わずか数週間前には「ケイティとアイスランドでハイキングがしたい!」などとそのプランを語っていたが、その後は予定を大幅に変更。ニューヨークでケイティ・ホームズ(33)とスリちゃん(6)の3人で過ごすことに決まっていたというが、その夢もケイティの離婚申請により砕け散ってしまった。そんな中、トムは一体どのように誕生日を過ごしたのだろうか。
記念すべき50歳の誕生日をトム・クルーズは心待ちにしていたというが、ご存じのとおり妻ケイティ・ホームズは愛娘を連れて、夫に三下り半を付きつけいずこかに。あまりの出来事に憔悴しているトムが誕生日を共に過ごしたのは、養子のイザベラさん(19)と同じく養子のコナー君(17)であった。このときケイティとスリちゃんはマンハッタンに新居として手配していたアパートにいたといわれるが、トムはビバリーヒルズに所有する邸宅で“陰鬱な誕生日”を過ごしたと米誌『People』は報じている。
「トムは、やっぱり誕生日はニューヨークでケイティ&スリちゃんの3人で過ごそうと計画していたのです。それから新作映画『Oblivion(原題)』の撮影を終え、カリフォルニアに向かい、そこでしばらく過ごそうとね。」
だが結局、直前にケイティはスリちゃんを連れて去って行った。トムはロケ地アイスランドを訪問していたイザベラさん、コナー君らを引き連れニューヨークではなくカリフォルニアに戻っている。ニューヨークではなくカリフォルニアに向かった理由のひとつは、トムの帰りを待ちうけ過熱する一方の報道陣を避けるためだったそうだ。
「(ニューヨークは今)大変な状況になっています。これ以上スリちゃんがトラウマを受ける状態を、トムは招きたくないと思っているのです。」
情報筋はそう同誌に証言しているが、スリちゃんに一刻も早く会いたいはずのトムにとって、この決断を下すことはどんなに辛かったことだろう。しかし現在も父子の関係が断絶したということは決してなく、日に数回は携帯電話を用いて話をしているそうだ。
養子2人の存在に、今のトムがどれほど癒されていることか。「ケイティやスリと過ごしたかった」という報道が流れるたび養子たちもさぞ複雑な心境だろうと思わずにはいられないが、この2人の子供たちは今、間違いなく“父”トムの心の支えなのだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)