超高視聴率を誇るFOXの人気番組『アメリカン・アイドル』の審査員を務めるジェニファー・ロペス（42）が、ついに番組を去る可能性を告白した。「もう辞める時期かも…」という彼女の発言に、今メディアが大きく揺れている。

昨年の夏も「ジェニファー・ロペスが『アメリカン・アイドル』の審査員の座を降りるかも！」という報道で賑わったメディアだが、結局超高額のギャラが提示されジェニファーは審査員を続けることに同意。番組は相変わらず大変な人気を博しているが、この夏またしても「番組を辞める時期なのかも…」とジェニファーが揺れ動いている。

このたびジェニファーは7月13日に全米公開となった映画『Ice Age: Continental Drift（原題）』のプロモーションのため人気番組『TODAY』に出演。その際『アメリカン・アイドル』審査員を続投するのかを問われ、以下のように答えている。

「もう辞任する時期に来ているのかもね。審査員を続けるにしても辞めるにしても、決断は難しいわ。だけど『アメリカン・アイドル』のために保留にしてあることがたくさんあることも事実なの。だけど辞任するという決断をすることも本当に辛いわね。」

この後「本当はもう辞める決意を固めているのでは？」と番組アンカーのナタリー・モラレスに詰め寄られ、ジェニファーは「少しずつ決意を固めているところなの。」と答えている。

「番組の出演者はみんな大好きなの。でもそろそろ審査員を辞めて、本当に好きなことをするべき時ではないかと考えているのよ。」

こう言うジェニファーの念頭に、音楽活動や映画出演があることは間違いない。「まだまだジェニファーの審査員ぶりが見たい！」というファンも多いが、やはりジェニファーの本職は歌手であり女優。今が旬の彼女だけに本業でさらに活躍したいと望むのも無理はない。

同番組出身のアダム・ランバートが新審査員の候補になったという報道に続き、スティーヴン・タイラーの審査員辞任が報じられたばかりである。番組の高視聴率キープにかけ、番組制作チームは話題性の高い審査員候補を血眼で捜しているはずだ。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）