イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】エマ・ワトソン、ピンク色に染めた犬を散歩させる写真に物議。

慈善事業や開発途上国の支援に一生懸命なことでも知られる、イギリスの才色兼備の女優エマ・ワトソン。しかし今回は全く逆のタイプの話題。彼女に対し、珍しくもNGの声が続出である。

ご存じ『ハリー・ポッター』女優エマ・ワトソン(22)が、全身の毛をピンク色に染められたプードルのような小型犬を散歩させている! 良識がありそうに見えて、エマはそのようなことを動物に強いるタイプだった!? ということで、動物愛護団体はもちろんのこと、犬を愛する人々の間から大変な批判を受けている。

その犬は“ダルシー”という名で、プードルやマルチーズにも似た「ビション・フリーゼ」という犬種。エマの友人でモデルのソフィー・サマーが飼っており、全身の毛が強烈なピンク色に染められている。エマは先週22日、イースト・ロンドンのベスナル・グリーンという所でこの犬を連れて歩き、激写されたのだ。

だが、“ダルシー”の毛を染めたというグルーミングサロン「Groom Dog City」のオーナーは、英紙『デイリー・メール』の取材に「ピンク色は当店イチオシのカラーですよ。ブルーに染めてモヒカンにした“キャスパー”という犬も人気です」と話し、全く反省の色は見せない。そのカラーリングは長くは持たない上、染料の原料は野菜や植物とのこと。人にも動物にもまるで害を与えないと主張する。

それでも「Groom Dog City」には今、動物愛護団体や犬を愛する人々から続々とクレームやら攻撃的なEメールやらが届いているという。そうした人々はまた、「エマ・ワトソンのような立場の人がそういう犬を連れて歩くようでは、人間のエゴでペットに苦痛を強いるような愚行がますます増えるばかり」と言い、エマを強く批判する。

こうしたことを受けて、エマは“正当な理由があって、ダルシーはあの色に染められたの”とTwitterにて釈明した。世界的にも広く知られている「ピンクリボン=乳がん撲滅運動」に自分も参加しており、そのキャンペーンを意識した「ピンクドッグ」だというのだ。この考えが “愛犬の正当な染色”として社会的に受け入れられ、乳がん撲滅運動に少しでも貢献できれば良いのだが…。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)