現地時間の8日、サンタモニカで大型トレーラーに追突する事故を起こした女優のリンジー・ローハン。トレーラーの運転手による進路妨害のせいであると主張していたリンジーが、今度はブレーキの故障を口にし始めたようだ。

事故は8日、サンタモニカから西に走る「パシフィック・コースト・ハイウェイ」と呼ばれる道路で起きた。リンジーの乗る黒いポルシェはレンタル・リース会社との契約車であり、彼女の側に事故原因があるというのは非常にまずい。しかしトレーラーの運転手であるジェームズさんは、芸能情報サイト『TMZ』のマイクに「あれは彼女の前方不注意。黙っていてくれと賄賂すら渡されそうになった」と衝撃的な発言をしている。

「進路妨害ではないよ。もっと前からその車線を走っていたからね。何かがトラックの後ろにボンって当たったと思って見たら、黒いポルシェが宙を飛ぶようにして道路の右側の路側帯に落ちたよ。車から降りた2人（リンジー・ローハンと男性のアシスタント）は、彼らに続いて走って来たキャディラック・エスカレードだかリムジンだかに、さっと乗り込んだんだ。」

そしてその車から出て来たのは、リンジーのアシスタントとエスカレードの運転手の2人。その時はまだ相手がリンジーであることを知らず、「運転手と直接話がしたい」と詰め寄ろうとするジェームズさんを、彼らは何とか食い止めようと必死であったそうだ。

「彼らは俺を道路の反対側に引っ張って行き、真顔で“こちらはある有名人なんだ。メディアにあれこれ話されては困る。今、銀行に行ってお金を下ろしてくるから”って言うじゃないか。口止め料ってことだったんだろうな。でも俺は、“もう911コールをしちゃったよ”と言ってやった。あいつらは今にも逃げそうだったし、回りの目撃者も“あれはポルシェが悪い”と俺を援護してくれたからね。」

完全に立場が悪くなってしまったリンジー。付け加えてお知らせすると、「レンタル・リース会社の手落ちだわ。2日前にブレーキ交換したっていうけれど、それが効かなかったのよ」と、今のリンジーは整備不良を事故の理由にしているということが友人の口から漏れている。「これは聞き捨てなりませんな」と、リース会社も名誉と信頼をかけて立ち上がりそうだ。リンジー、そんなことで大丈夫？
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）