パパラッチという職業も、まさに命がけである。少しでも近くでセレブを撮影したい! そんな気持ちが先走りついセレブの近くまで突進してしまうようだが、このたびそんなパパラッチの1人がリアーナのボディーガードにキツすぎる一撃を食らう映像が公開されてしまった。
その素晴らしい音楽と度重なるスキャンダルのせいであろうか、リアーナを狙うパパラッチはとにかく多い。プロモーションで訪れる海外でも、バケーション先でも、パパラッチはリアーナの居場所を嗅ぎ付け最新ショットを撮影しようと迫り来るのだ。素人の我々には想像もつかないが、このような状況はほとんどのセレブにとってかなり苦痛であるに違いない。最近では俳優アレック・ボールドウィンが「カメラマンのアゴにパンチをお見舞いした!」として警察に被害届けを出される騒ぎとなり、少し前には女優ハル・ベリーがパパラッチに「クズ!」と叫ぶ姿が公開され話題になっていた。
そんなパパラッチに困っているセレブを守ろうと必死なのだろう。彼ら彼女らに雇われた凄腕ボディーガードたちは連日体を張って警護にあたっているが、日曜日にロンドンで姿を現したリアーナにもコワモテマッチョなボディーガードがベッタリ。このボディーガードはパパラッチ軍団を目の当たりにしたせいか、見るからにイライラがマックス状態。車に乗り込んだリアーナを撮影しようと自動車に迫ってきたパパラッチにどうにも我慢できず、アクション映画級のパンチを食らわせる一幕もあったのだが、この一部始終を捉えた映像がついにネットで公開されてしまった。
セレブの生活もずいぶん大変そうだが、彼らの生活を追い続けるパパラッチの生活も実に大変だ。“ハルク・ホーガンか?”と見間違うほどの巨漢ボディーガードに殴りつけられる恐怖は、半端なものではあるまい。そんなリスクを覚悟の上で、今日もパパラッチはひたすらセレブを追うのである。追うパパラッチと追われるセレブ。その双方がただならぬストレスと恐怖を常に感じているに違いない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)