現在NBCのスペシャルTV番組『Justin Bieber: All Around the World』の収録のため、世界の国々を訪問中なのが歌手ジャスティン・ビーバー(18)である。夢にまでみた憧れのスーパースターがやってくるとあって、訪問国のファンは大熱狂。また、コンサートが無料ということもあり「われ先に!」とファンは会場に殺到するのだが、そうなると周辺はまさに大混乱をきたしてしまう。先日ノルウェーでコンサートが行われた際には多数のケガ人が出たと報告されているが、月曜日にコンサートが行われるメキシコシティではすでに多数の警官の動員を決め、来るべき“ビッグデー”に備えている。
ジャスティン・ビーバーがNBCのスペシャルTV番組『Justin Bieber: All Around the World』の収録のために訪れる国々が、大変なことになっている。
「ジャスティンに一目会いたい!」
そう切望するファンは無数にいるが、コンサート会場に入れる人数は残念ながら限られている。入場が叶わなかったファンは諦めきれずに会場の屋根に塀にとよじのぼり、当然多数のケガ人が出てしまうのだ。街はファンの車で大渋滞になり警察の出動が不可避になる状況が度々起こっているが、月曜日にジャスティンのコンサートを控えるメキシコシティはすでに準備万端。なんと6000人もの警官動員を決め、来るべき日に備えていることが判明した。
このメキシコシティでのコンサートに来るファンの数は推定20万人。6000人の警官では手に負えなくなる可能性もあるのだろう、当日はヘリコプター2機を飛ばし空からの警備も万全に行うこととなっており、ジャスティンとファンの安全を守るための巨大バリアも複数設置する計画になっているそうだ。
会場に入れるファンの数は8万人。だが押し寄せるファンは20万人というから、12万人のファンは会場の外からジャスティンを応援することになるのだ。配備されることになっている警官は今から“戦々恐々としている”というのが本音であろう。会場の外にも巨大スクリーンを用意し当日のコンサートを観られるように配慮するというが、警察の皆さん、ジャスティン、そしてファンの誰もがケガをすることなくこの日を過ごせることを願うばかりである。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)