歌手ジョン・メイヤー(34)が、かつての恋人で同じく歌手のテイラー・スウィフト(22)を“もてあそんだ上に捨てた”という説はいまだ根強い。その決め手となったのは、テイラー・スウィフトが発表した楽曲『Dear John』。この中でテイラーはアレコレと気になる歌詞を展開し大きな話題を呼んだ。あれから約2年、今度は言われっぱなし状態だったジョンが否定発言をして話題になっている。
「ママには“どうかしちゃったの!”って責められたけど、あたしは大丈夫だった。」
「あなたはあたしの世界を青空に変え、また雨模様にしてしまった。」
「あたしはチョッカイを出す相手にするには若すぎる。そうは思わなかった?」
テイラー・スウィフトの楽曲『Dear John』に含まれるこんな歌詞にメディアが度肝を抜かれたのは、2010年のことであった。同年1月あたりから頻繁にデート現場を目撃され話題となるも、ふたりの関係はアッと言う間に破綻。付き合っていたのか、はたまたよくある“お友達関係”だったのか。あれこれとメディアが推測する中、テイラーの楽曲『Dear John』が発表されたものだから、さあ大変。その歌詞ゆえに「やっぱりジョン・メイヤーにもてあそばれた上に捨てられていた!」と騒動になると同時に、テイラーに大きな同情が集まっていたのだ。
一方、“女タラシ!”と頻繁に報道されていたジョンの評判は、この曲のおかげでさらにガタ落ち。世界中のテイラー・ファンとメディアから批判を浴びたジョンは、衝撃を受けると同時に「とんでもない!」とも思っていたようだ。このたび『Rolling Stone』誌のインタビューに応じたジョンは当時を振り返り、今更ながらに以下のような発言をしている。
「あんな仕打ちを受ける覚えはないね。」
『Dear John』を聴き“すごく嫌な気分になった”とも言うジョンは、こうも語る。
「電話やメールもなかったんだ。まさに不意打ちってやつだよ。屈辱的な気分にされたさ。人生で最低な気分のときに、誰かに蹴りを入れられたらどんな気分がすると思う?」
ちなみにテイラーはこれまで「ええ、あれは確かにジョン・メイヤーについての歌よ!」と認めた経緯はないのだが、「俺についての歌に決まっている」とジョンは確信しているのだろう。どうにも腹が立って仕方のないジョンはプライベートな内容を歌にするテイラーのスタイルについて、「ソングライターとして言わせてもらうけど、結構チープな曲の書き方だね。」とバッサリ。かつては交際までしていたテイラーの“ライフワーク”をこうもコキおろしたのだ。ジョンが今なおテイラーの逆襲を許せずにいることは間違いない。
どういう経緯があって破綻に終わった恋愛なのかは分かりかねるが、かなりこじれていたと思われるこのふたり。「今さらアレコレ言わなくても…」という反応と、「そもそも実名を使って歌にするってどうよ?」という反応が噴出しているが、みなさんはどう思われるだろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)