人気女優ジェニファー・ラブ・ヒューイット(33)の実母パトリシアさんが、67歳にして他界した。父との離婚後ジェニファーと兄トッドさんを育ててくれた母の死に、ジェニファーは大きな衝撃を受けている。
この世で一番ジェニファー・ラブ・ヒューイットを応援してくれていたはずの実母パトリシアさんが、火曜日にガンとの闘いについに敗れてしまった。ジェニファーの代理人は本人に代わり以下のような声明を発表している。
「家族一同、パトリシアさんの逝去を悼んでいます。パトリシアさんは、彼女を知る誰に対しても天使のような存在でした。今はより良き場所(=天国)にパトリシアさんがいることに、みな感謝の気持ちを持っています。今は辛い時期です。プライバシーを尊重していただけることを願っています。これ以上の情報は公表しかねます。」
これまで常にジェニファーを理解しそのキャリアを支えてきたパトリシアさんは、2年前にジェニファーがTV映画『The Client List』で「娼婦の役を演じる!」と決意したときでさえ笑って冗談を言いジェニファーを和ませたという。
「ママはこんな風に言っていた。“15年もの間、他人にオッパイのことをアレコレ言われてきたじゃない? それからアナタは本の中で自分のプライベートな場所についてまで書いちゃったってわけ。で、今度はTVで娼婦役? 次はアナタ、アニメ映画にしといたら?”ってね。」
そんな陽気な母親が大好きだったジェニファーは、母のガン闘病を最後まで公にすることはなかった。
ようやくパトリシアさんが苦しみから解放されたことに安堵する反面、その存在を失った哀しみは計り知れないものがあるだろう。パトリシアさんのご冥福を心からお祈りしたい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)