人気ミュージシャン、オジー・オズボーン(63)とその妻シャロン(59)の間に生まれた末っ子ジャック・オズボーン(26)が「多発性硬化症」と呼ばれる難病であることが判明して間もない。本人はもちろんのこと、家族や関係者も大きなショックを受けているが、そんな中ジャックは米人気誌『People』の取材に応じ、病気が判明するキッカケとなった衝撃的な出来事を告白している。
ジャック・オズボーンが難病に…。このまさかのニュースに世界中のメディアが揺れるなか、ジャック本人が米誌『People』のインタビューに応じ、難病を患っていることが判明した経緯を次のように告白している。
「目の前のものが、まったく見えなくなってしまったんだ。」
突然視力が劇的に低下したジャックは慌てて病院に向かい診察を受けたそうだが、そのとき右目の視力は80%も失われている状態だったという。現在ジャックは薬の服用と食生活の改善によって多発性硬化症の症状を抑えるべく奮闘しているが、その効果もあってか視力も改善傾向にあるようだ。
「身に起こることをそのまま受け入れる。そういう事のひとつさ。何事も、見方しだいってこと。」
突然の難病発覚に一番ショックを受けたのはジャック本人であろうが、今の彼は病気に立ち向かうという強い気持ちで努力を続けている。
だが一方、親であるオジー・オズボーンとシャロン・オズボーンはなかなか気持ちの切り替えができず、「どうしてこんなことに?」と悲観的になっていたようだ。病気の判明後にはショックのあまり「いったい自分たちが何をした?」と運命を呪ったという2人だが、ジャックは「俺の人生は“終わり”ってわけじゃない!」とポジティブそのもの。そんな息子の様子を父オジーはこう明かしている。
「俺はすごく悲しくてね。完全にショック状態だった。でも言わせてくれ。俺が当事者だったら到底ムリってくらい、ジャックはこの状況にうまく対処している。本当に強い息子だよ。」
「ハチャメチャな一家」というイメージが強いオズボーン家の人々も、実は深い愛情と強い絆で結ばれているようだ。姉ケリー・オズボーン(27)はTwitter経由で以下のメッセージを発信、激励の言葉を多数寄せるファンに感謝の意を表している。
「弟に関する優しいお言葉とサポートに、感謝してもしきれない気分。私たちにとって、(みなさんのサポートは)本当に意義深いものです。」
インタビューの全貌は、金曜日に全米で発売の『People』誌最新号に掲載されるという。今後もどうか粘り強く病気と闘っていただきたいと願うばかりである。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)