NBA界では超悪玉選手として大暴れ、その後も映画俳優や格闘家として活躍していたというのに、デニス・ロッドマンは「破産」を豪語して歩いている。別れた妻子への仕送りも滞っている中、裁判所はついに…。
デニス・ロッドマン(51)がこれまで稼いだ大金をいったい何に使ってきたのか、それはプライベートな話であり、私たちにはどうでも良いこと。だがそれでは困るのが彼と別れた妻と子供たち、そして彼にお金を貸している行政である。
今問題になっているのは、03年に結婚して5年で別居となり、今年正式に離婚が成立した3人目の妻ミシェルさんの生活費や、現在小学生の2人の子の養育費の仕送りが滞っており、それをフロリダ州が肩代わりして来たという事実。そして彼が裁判所の出廷命令をすっぽかしておきながら、涼しい顔で「財政難」、「破産」と口にするその信ぴょう性である。
ロッドマンの弁護士は先月23日、彼が大変な財政難に陥っており、妻子への仕送りがすでに不可能であると発表した。その時点で、フロリダ州が肩代わりしてミシェルさんに振り込んでいた額は日本円にして約1,450万円。離婚における慰謝料約6,500万円と、生活手当約420万円も未払いということであった。
しかしリッチなカリフォルニア州オレンジ郡に暮らす彼について、同郡裁判所は彼の破産宣言の実態はおおいに怪しいと踏んでいる様子。命令にも出廷もせず、フロリダ州への返済もそこそこにラスベガスでのギャンブルに興じ、美女をはべらせているロッドマンである。
オレンジ郡裁判所はこのほど、法に対する4つの侮辱罪を挙げてロッドマンを3年間の保護観察処分とし、地域奉仕活動104時間を命じた。しかしフロリダ州に多額の借金を作っていることはまた別の話であり、決して法の制裁を甘く見てはならない。ロッドマンはここらできちっと生活を改めた方が良いのでは…!?
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)