大人気の『トワイライト』シリーズ、最終章では“ベラ”と“エドワード”がいよいよ結婚式を挙げ、禁断の関係を結ぶ。主演のクリステン・スチュワートとロバート・パティンソンは公私ともにカップルであり、誰もがそのベッドシーンにワクワクするものを感じているが…。
人間の女の子と吸血鬼の禁断の純愛を描いた『トワイライト』シリーズは、撮り直しを終え、ついに最終章が完成する。『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』の日本公開は今年の年末に予定されているが、撮影中のエピソードなどが徐々に漏れて来ている。ただし、女優クリステン・スチュワートは…。
このほどクリステンはBBCの『グラハム・ノートン・ショー』に出演し、「私は素晴らしい映画を作りたい一心で懸命に演じたつもりよ。それなのに…」とちょっとした不満を漏らした。
「ロブも私も、結構ホンキむき出しの大熱演だったのよ。でもその後、プロデューサーたちがこの映画のファンの世代を考えるとどうのこうのと言って、肝心のシーンがずいぶんカットされてしまったの。」
「それに不思議よ。ベッドシーンにBGMが流れちゃうの。そのせいで自然に漏れる私の吐息や声が消されているわけ。こっちの方がよほどセクシーなのに。」
この作品はまた、米国映画協会(MPAA)により「PG-13指定(13歳未満の鑑賞には、保護者の強い同意が必要)と定められてしまい、このことについてもクリステンは不満を隠さなかった。
「あの人たちはアッサリと“ダメ”って判断し、ズバッと切り捨てるのよ。それが子供たちのためになるとでも思っているのかしら。押しつけがましいったらありゃしない。」
ここまでの『トワイライト』シリーズは純愛一辺倒、ベッドシーンに至ることのない無難なものであった。だが、ロブが“ベッドが崩壊するほど激しいセックス”が展開されたと話している通り、最終章で愛の表現はいきなり変わる。そのこともあって「13歳未満の鑑賞は慎重に」となったわけだが、シリーズが進むほどに愛の盛り上がりを見せる、そういう作品は意外にも難しいものがあるようだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)