活動約20年というカントリー界の人気歌姫、シェリル・クロウ(50)がヤッてしまった。コンサート中に、シングルカットされたヒット曲の歌詞をド忘れしてしまったのだ。
何を代表曲に持ってこようか悩むほど、数々のヒットを放ってきたシンガーソングライターのシェリル・クロウ。デビューは30代になってからと遅かったが、その後の活躍の素晴らしさに大ベテランというイメージもある。そんな彼女が、このほどコンサート中に歌詞をド忘れしてしまった。
そのコンサートは5日夜にフロリダ州セントピーターズバーグにて開催された。問題の曲は、『ソーク・アップ・ザ・サン(Soak Up the Sun)』。2002年にリリースされた4thアルバム『C’mon C’mon』に収録され、翌年に発売されて大ヒットとなった彼女のベスト・アルバム、『Very Best of Sheryl Crow』でも聴くことが出来る有名な1曲である。
芸能情報サイト『TMZ』が、動画を添えて報じているこの歌詞をド忘れという話題。クロウは無駄な抵抗はせず、観客席に向かって「あら! 歌詞は何だっけ」などと問いかけ、苦笑交じりに時間を稼いでいた。困った彼女は、ついにこうボヤいてみせる。
「ライブだからテープもないし…。私ももう50歳。どう言ったらいいのかしら、脳がイカレちゃったのかもね。」
歌手の皆さんは、ベテランになってレパートリーが増えるほどに、歌詞を間違えないよう日頃の努力と研鑽が必要になって来るようだ。“さぁアナタが歌って?”とばかり、むやみに客席にマイクを向けるのも良し。しかしミスを犯す前に、無理せずカンペを用意した方がよいものか…50代にもなるとそれなりの悩みが出てくるようだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)