米Lifetime局によるTV映画の新作『Liz & Dick(原題)』のエリザベス・テイラー役をゲットし、大変ご機嫌なリンジー・ローハン(25)。しかしこのキャスティングにテイラーの遺族は…!?
先月下旬には、人気コメディ女優のロージー・オドネル(50)が「リンジーにはエリザベス・テイラーを演じるだけの能力はないと思う」と発言し、リンジーの父マイケル・ローハン(52)が、「結婚も仕事もうまく行かなかった負け組セレブにそういうことを言われたくない」として、メディアのマイクに向かってリンジーを懸命に擁護した。
だが一番気になるのは、テイラーの遺族が今回のキャスティングをどう思っているのかということ。長男のマイケル・ハワードさん、および次男のクリス・エドワードさん(共に父親は2度目の夫で俳優の故マイケル・ワイルディング)と親しい人物は、米タブロイド紙『ナショナル・エンクワイアラー』の取材にこう答えている。
「マイケルとクリスは、リズ役に相応しいと思う上品な感じの女優が他にもそれなりにいるのに、なぜリンジー・ローハンなんだって不満を漏らしていますね。ゴージャスで才能のある女優に演じてもらいたい。例えばケイト・ブランシェットやエミリー・ブラントなら納得したのに、と話していますよ。」
「リズは偉大なる映画スターだったというだけではなく、博愛主義者で人物的にも素晴らしかった。不名誉な話ばかりが続くパーティガールのリンジーがリズを演じるのでは、母の思い出を踏みにじられるような気がするのでしょう。」
普段の“おこない”が悪いために、ハイレベルな役を得ると「身の程知らずだ」としてブーイングが起こってしまうリンジー。その美貌がハリウッド女優の中でもトップクラスのものであるだけに、残念な話である。道を踏み外すと必ず足元をすくわれるこの世界。今後ここで活躍しようとする若い女の子たちは、悪い誘惑に負けず、警察や裁判所のお世話にならず、常にクリーンでいるよう心掛けなければならないようだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)