女性ロックシンガーのコートニー・ラブについては、「良い評判を聞かない」とおっしゃる方がほとんどであろう。だが彼女は画家としての一面を持っていたようだ。

年甲斐もなく暴れん坊で破廉恥なセレブと言われ、度々こちらでも笑ってしまうような話をお伝えして来たコートニー・ラブ（47）。しかし今回は本当にスペシャルな話題。彼女の知られざる、意外にも優れた才能についてお知らせしたいと思う。

ニューヨークで2日、『Courtney Love And She’s Not Even Pretty』というタイトルのもと、ラブはこれまで描きためて来た絵画を集めて個展を開催した。来場者からの評価は抜群に高く、ラブも芸術家の気分に酔っている様子だ。

「ツイッターに妖しげな写真を投稿するばかりが能じゃない、あたしは音楽と美術に長けた芸術家よ。」

こう言いたげなラブ。この日の彼女は、プラチナブロンドの髪にフリルの効いたサテン地の白いブラウスがやけに女性らしかった。また、絵の多くに繊細ではかなげな表情を浮かべたラブと思われる女性が登場するが、どの絵も全体の仕上がり感が彼女の透明な素肌の色と見事にマッチしており、それも人々の心を捉えたようだ。

強烈な異彩を放つ才能あふれた芸術家というのは、歴史的に見ても周囲の人々や社会との協調性に乏しく、時には過激で奇妙な言動すらみられるものである。なるほど、ラブがこれまでオカシかったのはそういうわけだった!?　彼女が今後、この絵の才能で食べて行ければなによりである。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）