つい先日“正式に破産を申請した”と報じられた14人の子の母ナディア・スールマン（36）だが、その心境は“絶望”とは程遠いものであるようだ。

人気女優アンジェリーナ・ジョリーに若干似ていることでも有名な14人の子の母ナディア・スールマンが、まさに今“超金欠状態”に苦しんでいるという。ついには正式に破産を申請したナディアだが、その心境は意外なことに晴れやかなのだそうだ。米インターネット新聞『Huffington Post』の取材に対し、彼女はそのふっきれた心情を以下のように語っている。

「これまでに色々と間違った決断をしたために、こうなってしまったの。」
「もちろん後悔の気持ちはあるわ。でも今は後悔ばかりしていられない。先に進むことに集中しなくてはならないの。子供たちは何が起きているのか全く知らないのよ。」

36歳にして4人の娘と10人の息子（うち8人は8つ子）を女手ひとつで育てているナディアだが、上の子供は今年11歳。学校で母親の話題が出ないはずもなく、家庭がとんでもない困窮状態に陥っていることは報道で見聞きしているはずだ。こうなったからにはポルノ出演も辞さない構えというナディアだが、そんな彼女について友人は以下のように証言している。

「ナディアは援助を拒んだことで、山のような借金を抱えてしまった。今では誰かに助けを請うことは許されるって気づいているわ。」
「破産を申請することで、ナディアは再スタートを切ることができるわね。実際、いくつか素晴らしいプロジェクトの話もあるの。ナディアは今、ものすごくワクワクしている状態だわ。」

これまでにもメディアにたびたび登場していたため収入がないわけではなかったナディアだが、金銭感覚は確かに狂っていたようだ。8つ子出産で世界中のメディアから一斉に注目されたせいで、「今後もこの調子でどんどん仕事も金も舞い込んでくる」と思い込んでいたことも事実だろう。結局は無職のまま子供を産み続けていたことが発覚しバッシングを受けるようになってしまったが、破産申請やセミヌードが話題を呼びこのところ再びメディアに登場するようになっている。

「ワクワク状態」も良いが、子供たち全員を立派に育て上げるために稼ぎを蓄えることを学んでいただきたいものだ。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）