俳優キアヌ・リーブスも、今年はついに48歳の誕生日を迎える。“大人の男”の渋みが増してきた今日この頃だが、ひとつだけ気になる点がある。それは相も変わらず清潔感に欠けるということだ。
若い頃にはアイドル級の人気を誇った俳優キアヌ・リーブスが、ふと気づくと50歳近い年齢になっている。その人気がまさに不動のものとなった頃からであろうか。見るからに不潔な服装と髪型が報じられるようになった。これは一体どうしたことなのだろう。実は今から約10年前のこと、キアヌはインタビュー取材に応じ、自身の体臭について以下のように語っていたのだ。
インタビュアー:「以前は不潔だなどという記事も出回っていましたが?」
キアヌ:「一緒に働いている人たちの何人かは、俺の体臭に我慢するのがさぞ大変だったろうね。でも昔はそんなこと、俺にしてみればどうでもいいことだったのさ。シャワーなんていつでも浴びれるだろ。だけど才能に関していえば、まさに“あるか”“ないか”のどちらかだからね。」
だがあれから10年。キアヌの体臭や不潔説に関する報道は消えることがない。数年前には高級車に乗るキアヌの写真がパパラッチされ「おお、やっぱりカッコいい!」などと思いきや、実は“キアヌに耳垢がビッシリ!”というコメントつきの不潔報道だったという一幕さえあった。この報道を機に再び「臭そう」「不潔」「ヨレヨレ」などメディアから言いたい放題されたキアヌ。いかに容姿端麗であれ、一度ついた「不潔」というイメージはなかなか払拭することが難しい。「デオドラントなんかより、重要なものがごまんとある」と豪語していたキアヌだが、そろそろ清潔感がいかに大事かに気づいてもよいだろう。ここで一念発起し是非とも昔のクールなイメージを取り戻していただきたい。それは今後も長く続くであろう彼の役者人生にとって、必ずや大きなプラスになるはずだ。
さて、ここ日本でも季節は初夏へと向かいつつある。薄着のシーズンが到来するわけだが、ワキ汗や体臭などをケアする準備は万端であろうか。そこで先日テレビ番組に登場していた加藤クリニック麻布の総院長・加藤一実先生にお話をうかがうことにした。加藤先生はワキガ・多汗症治療「ミラドライ」の公認ドクターである。
―先生、いよいよ汗をかいて不快な季節がやってきました。相談にいらっしゃる患者さんの数もこの時期は増えるのでしょうか?
加藤先生「そうですね。やはり夏本番になる前に、ワキ汗や多汗の悩みをすっきり解消したいと希望される方は多いようです。汗の量のほかにも、暑くなると臭いが心配だという方も多いですね。」
―やはり、汗で悩んでいる方には、夏の暑さは憂鬱でしょうね。
加藤先生「はい。暑さやスポーツなどの運動を行っている時に、汗をかくことによって体温上昇を抑えるために人は汗をかきます。これを温熱発汗といいます。つまり、汗をかくことで人間は体温調節をしているわけです。ある程度の汗をかくことは身体にとって重要な機能といえます。ただ、その汗によって、体臭が気になるというのもまた事実です。なんとも悩ましい季節ではありますね。」
臭いや清潔感は、キアヌほどのカリスマ性と容姿に恵まれたセレブをも良くも悪くも評価してしまうのだ。日々のケアひとつで周囲の評価は激変する。キアヌの活躍を応援すると同時に、汗ばむ季節を迎える準備として臭いや清潔感におおいにこだわってみたいもの。汗で悩んでいる方は、今こそ対策や治療など検討してみてはいかがだろう。
■ミラドライ http://www.miradry-wakiga.jp/
■加藤クリニック麻布 http://www.katoclinic.jp/
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)