俳優ジョン・トラボルタ(58)が男性マッサージ師2人にセクハラで訴えられてからまだ間もないが、このたび2人がジョンに対する訴訟を取り下げるという形で事態は一応の収束を迎えた。
これまでも幾度となくゲイ疑惑を報じられてきた俳優ジョン・トラボルタは、美人女優ケリー・プレストン(49)を妻に持つ父親でもある。そんなジョンに「性器を触られた上、性行為をリクエストされた」などと主張する男性マッサージ師が訴訟を起こした直後、別のマッサージ師まで参戦、ジョンに対する訴訟を起こして大きな話題になっていたのだが、事態は意外にも“ジョンに対する訴訟を取り下げる”という形で早期解決に至った。
1人目のマッサージ師が訴訟を取り下げたのは先週のこと。セクハラされたとする日にジョンはその場所にいなかったことが判明し慌てて逃げた形になっていたのだが、それに引き続き木曜日に2人目のマッサージ師も突然訴訟を取り下げている。2人を担当していた弁護人Okorie Okorocha氏は、この“2人目のマッサージ師”が訴訟を取り下げた理由については黙して語らずというから、なんとも情けない話である。一方ジョンを担当する凄腕弁護人マーティ・シンガー氏はこれまでも「馬鹿げた話」としてジョンの無罪を確信していたが、2人が訴訟を取り下げた件についてはまだ正式な通知を受けていないことを明かしている。
今後ジョンがマッサージ師らに対し訴訟を起こすかにも注目が集まっているが、とにもかくにも「疑惑が晴れてホッとした」というのが今のジョンの正直な気持ちではないだろうか。トラブルに巻き込まれるのも人気者の宿命であろうが、内容が内容だけにジョンはもちろんのこと、家族も大変なストレスをこうむったはずだ。だがそんな中、ジョンの妻ケリーは“ジョンから母の日に贈られた”という家族写真が満載のスライドショーを自身のウェブサイトで公開。その美しさと一見して分かる家族の深い絆に多くのファンが感動している。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)