実の妹マライア・キャリーについて、スキャンダラスまみれの幼少期や私生活を明らかにした暴露本を書き、2005年夏には44歳にして売春容疑で逮捕され、家族から完全に縁を切られていた姉のアリソン・キャリー・スコットさん。現在肝臓がんに侵されていることを告白した。
すでにHIV陽性であることもカミングアウトしているアリソンさん。妹のマライアをスターダムにのし上げるために売春でお金を稼ぎ、ドラッグに溺れた結果の感染だと主張し、マライアの幼少期に起きた深刻なトラブルや、乱れた異性交遊などに触れるとんでもない暴露本『Mariah and Me』を書き、しかし出版前に差し止めを食らっている。
その後も食うに困って売春行為を繰り返したというアリソンさんは、2005年の夏にはニューヨーク州でのおとり捜査に引っかかって逮捕となり、再びマライアに大恥をかかせた。これを機に完全にマライアや家族から縁を切られた次第だが、現在50歳の彼女はこのほど米タブロイド紙『ナショナル・エンクワイアラー』の取材に、「HIVばかりじゃないの。今は肝臓がんで苦しんでいるわ」と寂しそうに告白した。
ドラッグ依存症を克復させたいとして、かつては姉のリハビリ施設入りで金銭サポートを行っていたマライア。しかし今の彼女は守らなければならない家庭がある。愛する双子の育児と、膠原病を宣告されてしまった夫ニック・キャノンのサポートでいっぱい、いっぱいではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)