缶コーヒーのCMで“宇宙人ジョーンズ”に扮して以来、日本でもすっかり人気者になっているハリウッド俳優のトミー・リー・ジョーンズ(65)。彼がこのほど、母校のハーバード大学から栄誉あるメダルを授かった。
『JFK』、『沈黙の戦艦』、『逃亡者』あたりは古くて分からないとおっしゃる方も、『メン・イン・ブラック』シリーズや『告発のとき(この作品ではアカデミー主演男優賞にノミネートされている)』はご存じであろう。ハリウッド俳優のトミー・リー・ジョーンズが26日、1969年に卒業した母校ハーバード大学で開催された『第20回Arts First Festival』において、“Harvard Arts Medal(ハーバード芸術勲章)”の栄えあるメダルを学長のドリュー・ファウスト氏より授与された。
授章式の会場となったのは、マサチューセッツ州ケンブリッジの同大学内「サンダーズ・シアター」。スクリーンがジョーンズの出演作品と功績を次々と映し出し、スーツでビシッとキメてステージに上がった彼は、同窓生で俳優仲間のジョン・リスゴー(67年卒)との対談をしばらく楽しんだ。
芸術の世界で活躍する優れた卒業生を数多く輩出している同大学が、ジョーンズへの授章を決めた理由はなんといってもその実績とのこと。『メン・イン・ブラック3』を含む、今年あるいは来年公開予定の映画が4本もあり、映画やドラマの出演作品は70にも上るというからアッパレである。
無骨で筋肉質、とっつきにくい硬い表情が特徴のジョーンズ。男臭いアクションも、狡猾なインテリ系も、そしてハートウォーミング系も殺人鬼もOK。なぜか直前の出演作のイメージを全く引っ張らないため、勇敢な父親もダメ親父も難なくこなしてしまう所がスゴイ。本当におめでとうございます。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)