イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】セレーナ・ゴメス、“盗作疑惑”で大ピンチ? 大金が絡む訴訟にも発展。

スキャンダルとはまるで無縁といったタイプの“お利口さんキャラ”アイドル、セレーナ・ゴメス(19)が、なんと楽曲の盗作疑惑で訴訟を起こされてしまったことが明らかになった。

2010年にヒットしたセレーナ・ゴメスの歌といえば、やはり『A Year Without Rain』は外せまい。軽妙でキャッチーなリズムと共に、セレーナの抜群の歌唱力が印象的なこの1曲を愛するファンは実に多いのだが、実はバンド、Luceが2005年にリリースした楽曲『Buy A Dog』とメロディといい曲全体の雰囲気といい、とにかく驚くほどソックリなのだ。

これに気づき訴訟を起こした原告団は、ソングライターのTom Luce、Brian Kroll、Matt BlackettそしてLawrence Riggsの計4名。セレーナとセレーナ率いるバンド『The Scene』がLuceの曲を盗作したとしてまさに100万ドル級の訴訟を起こしたのだというが、被告には楽曲『A Year Without Rain』の制作に携わったLindy RobbinsとToby Gadも含まれている。

ちなみに動画サイトなどで容易にご確認いただけるが、このLuceもまたかなりの実力派バンドである。セレーナに比べれば人気も知名度も低いため“売名目的の訴訟か?”などと思われそうであるが、2000年に結成されたこのバンドは米西海岸を中心にすでにかなりの成功を収めているのだ。このたびの訴訟問題で国際的な注目を集めればさらにブレイクも期待できそうな秀逸バンドなのだが、セレーナのファンはこの訴訟が大問題に発展しないことを祈りたい気持ちもあるだろう。

日々楽曲が量産される中、どこかで聞いたメロディがふとニューアイデアのごとく“ひらめく”ことがあっても不思議ではあるまい。ちなみにこの『Buy A Dog』、リリース後はかなり頻繁にラジオで流されていたという。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)