コメディ俳優ラッセル・ブランド（36）と歌姫ケイティ・ペリー（27）が、泥沼の争いに陥ることもなく円満に正式離婚に向けて動いている。2人は現在共有する財産をどのように分けるかについて協議を続けているが、共同で購入した豪邸についてはケイティに所有権が譲られることになったようだ。

一部タブロイド誌はケイティ・ペリーとラッセル・ブランドの関係が泥沼化しているとまことしやかに報じてきたが、2人の関係はそれほど悪いわけではない。今年7月にも離婚が正式に成立すると言われる2人は、現在共有する財産をどのように分割するか協議中である。そんな中、芸能サイト『TMZ』が入手した書類によると、昨年ハリウッドヒルズに購入した豪邸についてはラッセルからケイティに譲られる見込みのようだ。

その問題の“愛の巣”であるが、価格がスゴイ！　なんと650万ドル、日本円にして約5億4000万円とかなり高額なのだ。これまでにも“莫大な稼ぎを誇るケイティからお金を受け取る気は無い”と報じられていたラッセルだが、これほどまで高額な不動産をもケイティに譲るとは気前が良いにもほどがある。1年間にまさに33億円以上も稼ぎ出すまさにドル箱スターのケイティ。金に汚い男であれば「共有財産としてその半分を俺にくれ！」と要求することもできるのだが、そんな気などさらさら無いラッセルは共同購入した豪邸までケイティに譲る予定なのだ。かなりの高所得者とはいえ、ラッセルもなかなかの男気である。

一時は“ラッセルに未練があるのでは？”などとも報じられていたケイティだが、それが事実であっても不思議ではあるまい。ケイティの財産になど興味すらなく、そこそこ稼ぐ上に面白くて気前もいい。残念ながら離婚の意志を覆す様子はない2人だが、“財産分割をめぐり泥沼闘争！”などというよくあるパターンに陥らなかったことは救いである。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）