25歳になって間もない年下ダンサー、キャスパー・スマートと意外にも順調な交際を続けているのが42歳のジェニファー・ロペスである。年下イケメンのハートを掴んだジェニファーは4歳になって間もない双子のママでもあるが、いつまでもその美貌は衰えることがなく体型はいたってスリムなまま。その秘訣はいったい何なのであろうか？

多くの女性が悩むのが、産後のダイエットであると言える。妊娠中に増えに増えた体重は産後の授乳で一時的にガクンと落ちることも少なくはないが、“食べても食べても授乳で痩せる！”という過信からかその後一気に激太りする女性も少なくはない。実はスーパーボディを誇るジェニファー・ロペスもまた例外ではなく、産後のダイエットにはおおいに苦しんだようだ。

2008年に双子を出産したジェニファーは、産後のダイエットにより40ポンド、なんと約18キロも痩せることに成功しているのだが、その方法として以下の内容が報じられ大きな話題を呼んだ。

■　1日の摂取カロリーを1400カロリーにキープ。食事は4回に分ける。
■　果物、生野菜、水をタップリと摂る。
■　1週間に4回、45分から75分のワークアウトを欠かさない。
■　目標体重の120ポンド（約54キロ）になるまで赤身の肉を摂取しない。

このような地道な努力の甲斐もあり、産後に太った体をしばしばパパラッチされたジェニファーも間もなくスッキリと美しい体を取り戻すことができたのだ。

さて、そんな産後ダイエットに励んだのも数年前。最近ではポテトチップスに食らいつく姿をパパラッチされるなどし、中年太りにまっしぐらかなどと案じるファンも多いようだ。だがそこはプロのダンサーである恋人キャスパーの助力もあり、なんとか太ることなくスレンダーボディをキープしている。最近ではジェニファーのミュージックビデオ『Dance Again』でも共演した2人なのだが、このビデオで「体がダブついて見えないように」と2人仲良く数日間の断食を敢行したのだという。

だが断食や規則的なワークアウト、細かなカロリー計算に基づく食事など、我々一般人が健康を害することなく行うのは無理な場合が多い。悲しいかな、産後の女性は“眠れるときに眠る”、そして子供がようやく幼児になる頃には子供の食べ残しを“あ～、なんと勿体ない！”とペロリと平らげることになるのだ。そして夫は共にダイエットに励むどころか、仕事から帰るなり晩酌と夜食をリクエストすることも多かろう。その日の愚痴を聞いてもらいながら、一口、そしてまた一口と食べ続けていくのが一般的な30代、40代主婦の日常であるはずだ。

産後のボディ。それは多くの女性をおおいに悩ませながらも、じきに“仕方ない、子供を産んだんだもん”という諦めとともに我々のプロポーションとして定着してしまう恐ろしいものだ。加齢に伴う基礎代謝低下により太りやすくなるというが、ヤッカイな代謝に加えて多くの要因が育児真っ只中の女性の肥満に拍車をかけてしまう。

そこでテレビ番組でも取り上げられたという「レーザースタイリング」の専門家、加藤クリニック麻布の総院長・加藤一実先生にお話をうかがうことにした。

―先生、以前、クリスティーナ・アギレラの話題のときにもお話をうかがいましたが、出産を機に太ってしまう女性はやはり多いようですね。

加藤先生「そうですね。出産前の体型に戻らずにお悩みの方はとても多いです。特にお腹周りですね。下腹部やウエストなどの脂肪を気になさっている方が多いです。」

―ただ、食事に気をつけて体重を落とせても、気になる部分だけをスリムにするのは、なかなか難しいものですよね。

加藤先生「その場合、当院で行っているレーザースタイリングなら適しています。レーザースタイリングは、過剰となっている皮下脂肪を直接レーザーによって融解し排出することで、気になる部分の痩身を行うことができます。たとえば出産後にお腹周りが気になる場合には、お腹周りのみ治療を行うことが可能です。」

―なるほど。それなら理想的なスタイルを実現することができますね。出産前よりもナイスバディになれそうですね。

加藤先生「さらに、出産後の女性にレーザースタイリングが適しているのは、他の痩身治療にはない皮膚の引き締め効果も発揮される点ですね。皮膚が急速に伸びてしまった出産後のお腹も、ハリ感が戻ってきます。」

美容のためのみならず健康のためにも、憎き贅肉とはオサラバしたい。そう願いながらも減量に成功しない30代、40代は、悲しいかな、実に多い。ジェニファーはそんな女性たちのまさに憧れ。今後もぜひ華々しい世界の第一線で活躍し続けていただきたい。

■レーザースタイリング　http://www.laserstyling.jp/
■加藤クリニック麻布　http://www.katoclinic.jp/
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）