先月11日に急逝した歌姫ホイットニー・ヒューストン（享年48）の元夫で、R＆Bシンガーのボビー・ブラウンが飲酒運転により逮捕されたことを、芸能情報サイト『TMZ』が報じている。

米国の26日、ロサンゼルス北西部のリシーダで、故ホイットニー・ヒューストンの元夫である歌手のボビー・ブラウン（43）がDUI（Driving Under the Influence）の現行犯として逮捕された。

携帯電話を使用しながらの運転をパトロール中の警察官に呼び止められたもので、しかしブラウンが酒臭いことから検査をした所、米国で定められている酒気帯び基準値の血中アルコール濃度0.08％を上回っており、ヴァン・ナイズ署に連行された次第である。

すでに留置場は出たもののこの件においての起訴は免れず、今後は同郡DUI簡易裁判所への出頭が命じられるはずである。ブラウンのDUIによる逮捕はこれで2度目、1996年にはジョージア州で8日間の服役を経験している。

ところで、ホイットニーとの間に出来た娘ボビ・クリスティーナ・ブラウン（19）は、これまでも飲酒喫煙、銃刀所持など様々なトラブルを起こして世間を騒がせていたが、コカインへの依存も強く心配されている。またこの子は、生前のホイットニーが「娘に兄を」と養子に迎えていたニコラス・ゴードンさんという22歳の男性と恋仲になってしまい、世間も親族も眉をひそめている状態だ。

元妻であるホイットニーの葬儀にかけつけるも、彼女の親族と揉めたためにたった15分で退出していたブラウン。ホイットニーの人生が転落する原因を作った張本人と言われているためだ。そんな彼は将来が案じられているボビに対して実父としての責任を果たし、人生のお手本となるべく努力する気はあるのだろうか。全くもって、なぜこのような大事な時に…とため息をつくしかない逮捕劇である。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）