交際5年で、昨年のクリスマス休暇中にジャスティン・ティンバーレイク(31)と婚約した女優のジェシカ・ビール(30)。彼女はついに婚約指輪をして歩くようになったが、水面下では挙式の方法をめぐって義母とモメているようだ。
もともとジャスティンのここ数年間の煮え切らない態度は、全てママのリン・ハーレスさんの影響だと言われている。何歳になろうとママは息子に「まだ結婚には早すぎる」と諭し、占い師にみてもらっては「アナタたちは相性が悪い」と諭し、ずっとジェシカとの交際にケチをつけて来た“宿敵”のような存在なのだ。
これまでも女優としての仕事以外では、無用なアピールを避けていたジェシカ。彼女に親しい人物は米タブロイド紙『ナショナル・エンクワイアラー』に、「生まれ故郷であるコロラド州で、親しい人々に囲まれた質素な式を挙げたいとジェシカは考えています」と伝えている。
だが一方でリンさんの側からは、サンタバーバラ西のゴリータ地区にある超高級リゾートホテル『Bacara Resort&Spa』で挙式し、「その独占取材の契約をどこかの芸能雑誌と結んでみてはどうかしら。そうすればあなたたちはファンと素晴らしい1日を共有できることになるのよ」と、若い2人に強く勧めているそうだ。
「リンは、なんでも一人で切り盛りしたがるタイプです。強引ですから、ナイショで動いてしまうことだってあります。それもすべてジャスティンが一人っ子だから。生まれた時から、リンはすべての夢を息子に託し、何に関してもきらびやかに飾ってやりたいと言っていましたからね。」
リンさんは手強い。今後もナニー選び、習い事教室選び、(プリ)スクール選び、もう何に関しても口を挟んでくるタイプであろう。だがジェシカもすでに30歳、何かとプッシュしてくるリンさんに動揺することもなく、その言いなりになる気もないというから肝が据わっている。恐らくは本人の希望通り、地味婚を選択するのであろう。
洋の東西を問わず、また一人っ子か否かにかかわらず、「息子が命」という盲目的な母親は多い。お嫁さんもある程度の年齢にならなければ、遠慮が勝って“Aはお義母さんのお勧めの通りにしますが、Bはこちらに任せて下さい”と言えないものである。「強い嫁ジェシカ」で結構、そうでなければストレスが溜まるだけだ。こういうタイプの母親を持った男性との結婚は慌てないに限る、そうジェシカが教えてくれているようにも思われる。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)