ご存じビルボード(Billboard)が、『米国の音楽界で今最も稼いでいる40名(Music’s Top 40 Money Makers 2012)』をこのほど発表。ナンバーワンに輝いたのは、弱冠22歳の歌姫テイラー・スウィフトであった。
華奢な体とキュートな歌声、音楽界の“アメリカン・スウィートハート”と言えば、今は間違いなくテイラー・スウィフトのこと。ポップスやロックを融合させた、メロディアスで軽快な新しいカントリーテイストは世界中で愛され、平均年齢が大分上がってしまったカントリー界の大きな華、光となっている。
そんなテイラーは、驚くことにここ1年間で35,719,902ドル(約29億4000万円)も稼いだとして、ビルボードは彼女を“Music’s Top 40 Money Makers 2012”のトップに位置づけた。3rdアルバム『Speak Now』がグングン売れ行きを伸ばし、大ヒット・シングルも次々と生まれ、それに付随したワールドツアーも大成功。ツアー収入は全米だけでも73億円の売上げをマークし、テイラーの懐へは25億円が入ったそうだ。
ちなみに同ランキング昨年度の1位はレディー・ガガの30,556,342ドルで、テイラーは6位の20,730,431ドルであった。10月にリリースされた『Speak Now』の好セールスで後半一気に順位を上げて行ったわけだが、もしもテイラーのこのアルバムが2012年のリリースであったら、今年の稼ぎは軽く35億円を突破していたものと思われる。
彼女の強みは何と言っても、ほとんどの曲を自分で書いていること。印税収入は一人占めに等しいのだ。日本ではマンションあり、愛犬あり、マイカーあり…と揃うと、いくら若く可愛い子でも“カレシ要らないでしょ”と男性に敬遠されてしまうとよく言われるが、それは米国とて同じ。こんな破格の数字が発表されてしまっては、テイラーも今後しばらくはその手の寂しさを味わうことになりそうだ。
気になるトップ10の2位以下をご紹介すると…。
2位 U2 32,116,315ドル
3位 ケニー・チェズニー 29,837,103ドル
4位 レディー・ガガ 25,353,039ドル
5位 リル・ウェイン 23,178,722ドル
6位 シャーデー 16,382,809ドル
7位 ボン・ジョヴィ 15,835,856ドル
8位 セリーヌ・ディオン 14,261,515ドル
9位 ジェイソン・アルディーン 13,409,011ドル
10位 アデル 13,081,909ドル
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)