実力派音楽プロデューサーかつ売れっ子ラッパーなのだが、思い込みが強く、何か発言するたびに世間を敵に回してしまう感のあるカニエ・ウェスト(34)。特に歌姫テイラー・スウィフトとはアノ事件以来しっくり行っていなかったのだが、このほど面白い形で「和解」を見せた。
2009年9月、MTV/VMA授賞式において「Best Female Video」部門にカントリー歌手のテイラー・スウィフト(当時19歳)が選ばれたことに腹を立て、そのステージに乱入したカニエ。彼女の手からマイクを奪い取り、「ビヨンセこそ選ばれるべき最高のアーティストだ」と主張し、大ひんしゅくを買った。
その後カニエはいたるところで反省と謝罪の言葉を口にし、一方のテイラーは沈黙を守ったままで、批判めいた発言で彼を責めることもない。あれから2年半、音楽業界でのテイラーの活躍は本当に素晴らしく、カニエもその実力と人気には屈服せざるを得ないと感じている様子だ。
ここまでは、つまらない話題を提供することを避けるためにテイラーの周囲が気を回し、ひたすらカニエとのニアミスを防いできたという感じだが、彼女はヒップホップが大好きでその世界のミュージシャンとも仲良し。そろそろ和解が欲しい所である。そんなテイラーが選んだ方法はこれ。デザイナーとしても活躍しているカニエ・ウェストのスタイルに身を包み、ファッション誌『ハーパース・バザー』に登場したのだ。
その写真はこちらでご確認を。ストライプがゴージャスな黒のトップスが、カニエのデザインである。
http://www.harpersbazaar.com.au/fashion/taylor-swift-april-issue-fashion-portfolio.htm?index=5
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)