歌姫ケイティ・ペリー（27）がこのほど、ステージに上がる寸前にとんでもない「爆弾騒動」に巻き込まれたという昨年の出来事を激白した。

コンサート会場には、ファンからの届け物もいっぱいという超売れっ子のペリー。会場入りする人々の手荷物にセキュリティチェックがあるように、バックステージでは、爆発物などに反応するようしつけられた犬が嗅ぎまわることがあるという。

雑誌『Interview』とのインタビューでペリーは、昨年起きたあるコンサート会場での「珍・爆弾騒動」について語っている。それによれば、楽屋にどっさりと用意されたコスチュームその他グッズの付近でその犬が大きく反応し、ペリーもスタッフも大慌て、震えながら屋外の警護用の車に避難したそうだ。

会場には、今か今かとペリーの登場を待っている数千人のファンが。だが、むやみに彼らに知らせることはパニックにつながるため、まずはセキュリティチームが慎重なチェックを開始。ステージに上がる寸前の出来事であったためヤキモキが続いたが、しばらくすると安全が確認され、楽屋に戻ることが出来たという。

「そういう訓練を受けた犬って、特別なものだと思うでしょう？　でもどこにでもいる犬とまるで同じ。なんとね、漂っていたチキンの匂いに反応しただけだったらしいのよ。そうと分かって皆もうガクッと来ちゃった！」

何事もなくて本当に良かった。話は飛躍するが、日本のある空港で活躍する麻薬探知犬は、回転式コンベアのスーツケースにブツの存在を察すると吠えるのではなく、その後ろに黙って「お座り」をするとあるテレビ番組でやっていた。休憩のように見えて、実は大変なるグッジョブ。訓練でここまで賢くなることをペリーが知ったら、驚くに違いない。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）