ホスト、そしてポーラ・アブドゥル、ニコール・シャージンガーという女性審査員2名が降板となり、なかなか落ち着かない『Xファクター・USA』。次なるシーズンのその審査員席に、天下のポップ・プリンセス、ブリトニー・スピアーズ(30)が座ることになるかも知れない。
新シーズンを迎えるにあたって、番組の総指揮官であるサイモン・コーウェルは今、輝かしいハイ・プロフィールを持つあのスターにジャッジをお願いできないものか、考えを巡らせているようだ。このほどラジオ局KBIG-FMのホスト、ビリー・ブッシュの質問にこう答えている。
「あるスターにかなり的を絞っている状況だよ。常に話題の中心にいるとか、人気スターだというだけでなく、世界中の人がそのスターにパワーを感じている、これがとにかく大事なんだ。」
どうしてブッシュはそれがブリトニーであると感じたのか。実はサイモン、そのスターについて途中からは“She”という代名詞を用いていたのだ。ブッシュはその後、「彼が欲しいのはブリトニーだ」と仮定して話を進めていく。するとサイモンはやや抑え気味にこう語った。
「うん、もしも彼女が家庭と仕事の両立に苦しむようなことでもあったら、是非ともどうぞと言いたいね。こちらなんて容易いもんだろうからさ。」
なんだ、ブリトニーはサイモンの中で「本命」ではなかったのか。だがサイモンは本音が出たようだ。
「彼女の反発力、弾力性は素晴らしい。まさにサバイバーだよ。それでいていまだに旬だ。曲をヒットさせ、時には物議を醸したりして常に身辺は賑やか。そういう人材が欲しいんだよ。」
大物音楽プロデューサーであるL.A.リードは変わらずだが、現在新しいメンバーにと白羽の矢が立っているのはジャネット・ジャクソン(45)である。やはり1人は若手が欲しい。ブリトニー側からはまだアクセプトの情報は聞こえてこないが、サイモンは恐らく、どうしてもブリトニーで行きたいと思っているのであろう。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)